仮想通貨の注文方法について、もっとも基本的な3つの注文方法を紹介します。
・成行注文(なりゆきちゅうもん)
・指値注文(さしねちゅうもん)
・逆指値注文(ぎゃくさしねちゅうもん)
成行注文
成行注文は、好きなタイミングで決済する注文方法です。
簡単な注文方法ですが、注意すべきことは、注文価格と約定価格との間に差が生じやすいことです。
この差は、「スリップページ」と呼ばれています。
相場の急変時にスリッページは広がりやすくなります(損する)。
指値注文・逆指値注文
つぎに、指値注文と逆指値注文です。
イメージは、つぎのとおりです。
指値注文は、先に、約定価格を決めておく注文方法です。
原則、指定された値段で約定されます。
他方、逆指値注文も、指値注文と同じように、先に約定価格を予約しておく注文方法です。
ただし、逆指値注文は成行注文として執行されます。
これは、スリッページが発生しやすいということを意味します。
そのため、逆指値注文は、
気がついたら予定よりも大きな損失(あるいは含み損)が発生……
なんてことがあり得るわけです。
逆指値注文をするときは、この点に注意しましょう。