今回は、価格帯別出来高がテーマです。
価格帯別出来高とは、ある期間内の出来高を、それぞれの価格帯に分けて表示したものです。
さっそく、ビットコインの価格帯別出来高を見てみましょう。
右端をご覧ください。
緑色が、その価格帯での「買い」を示しています。
赤色が、その価格帯での「売り」を示しています。
価格帯別出来高と値動き
一般的に、出来高が多い価格帯では、決済(反対売買)が多く出ます。
そのため、値動きが重くなります。
一方、出来高が少ない価格帯は、決済(反対売買)が少ないため、値動きが軽くなります。
ビットコインの値動きを振り返る
ビットコインの値動きと価格帯別出来高との関係を、検証してみましょう。
出来高の多い場所に水平ラインを引いてみました。
見てみると、水平ラインの箇所で、もみあってから跳ね返されたり、もみあってから突き抜けたりしているのが分かると思います。
また、出来高の少ないところでは、急激な値動きが見られます。
この価格帯別出来高を確認することで、どこまで価格が上がるのか、どこで下げ止まるのか、おおまかな目安がつきます。
なお、上のグラフを見てもらうと分かりますが、いまビットコインが上昇すると、8200ドル付近まで上げて止まると思われる一方、下落すると、6700ドル付近まですばやく下落すると思われる、怖い場所だと分かります。
価格帯別出来高の確認方法
この価格帯別出来高は、TradingView(トレーディングビュー)で確認できます。
ビットコインのチャートを開き、「インジケーター」のタブから、「出来高プロファイル」を選択すると、チャートに適用できます。
ただし、価格帯別出来高は、有料プラン加入者のみ表示可能です。
しかし、お試しで30日間は無料で試せますので、ぜひトライしてみてください。