糖尿病の患者さんの中には、仕事や家庭の都合で、通院のための時間がとれない方が多くいます。
そんな患者さんに役立つ、糖尿病の遠隔診療の受け方について解説します。
1.遠隔診療を実施している医療機関を探す
すでに糖尿病と診断されているときでも、遠隔診療をするためには、遠隔診療ができる医療機関にかかり、対面診察する必要があります。
そこで、まずは、通院できる範囲で、遠隔診療できる医療機関を探します。
2.対面診察を受ける
対面診察をして、医師の診断を受けます。
現在の病状を把握するために、血液検査が必要になることもあります。
3.遠隔診療するかどうかを医師が決める
問診や血液データなどから判断して、遠隔診療にできると医師が判断すれば、その後の診察を、遠隔診療にできます。
4.遠隔診療を受ける
ビデオ通話などを通じて、現在の生活スタイルや、自己測定した血糖値の結果などを確認します。
5.処方箋が家に届く
診察後、血糖管理のための経口血糖降下薬の処方箋が送られてきますので、薬局で受け取ります。
また、毎日のインスリン療法が必要になる糖尿病患者さんについては、インスリン自己注射の処方箋が送られてきますので、薬局で受け取ります。