体ヘマトクリットとは、循環血液量および循環血漿量を別々に測定し、下記のように求めた比を、体ヘマトクリットといいます。
体ヘマトクリット=循環血球量/(循環血球量+循環血漿量)
体ヘマトクリットとは、循環血液量および循環血漿量を別々に測定し、下記のように求めた比を、体ヘマトクリットといいます。
体ヘマトクリット=循環血球量/(循環血球量+循環血漿量)
アセトリシス(acelolysis)は、「加酢酸分解」とも呼ばれ、酢酸中で窒温に放置あるいは加熱することで、化合物中の原子または原子団がアセトキシ基CH3COOに置換される反応のことを意味します。
たとえば、ハロゲン、カルポン酸エステル、スルホン鮫エステルなどがこの反応を受けやすいです。
温式抗体とは、37度付近で抗原ともっとも強く反応する抗体です。
大多数の抗体は、温式抗体です。
冷式抗体とは、低温、とくに、0~3度程度でもっとも強く反応する抗体です。
たとえば、寒冷凝集素、赤血球に対する不規則性同種抗体などです。
二相性抗体とは、反応温度として、低温と常温を必要とする抗体です。
たとえば、Donath-Landsteiner抗体(二相性冷式溶血素)があります。
「進行性染色」と「退色性染色」の違いは次の通りです。
染色法のうち、特定の組織成分だけを染色法です。
染色法のうち、非特異的に染色した後に余分な色素を特定の液で取り除く染色法です。
なお、特定の液で余分な色素を取り除くことを、「分別」といいます。
ビニル結合とは、下記の構造で表される結合です。
ブタジエンを構成単位に含むゴムなど(例えばブタジエンゴムや、スチレンブタジエンゴム)の中に存在する結合です。
アンサンブル効果とは、触媒が多元金属触媒(複合金属触媒)の場合に、触媒の主成分の金属と、添加元素との混合の度合いによって、主成分の金属の集合状態や配列が変化する結果、反応分子の吸着や活性化の様式が変化することをいいます。
多元金属触媒(複合金属触媒)とは、2種類以上の金属を組み合わせた触媒です。
たとえば、「Pt」に、「Re」や「Sn」を組み合わせてアルミナに担持された二元金属触媒が工業的によく利用されています。
平面偏光とは、平行な一定の面内で振動する波動だけで構成された光のことです。
流動床反応器とは、流動式反応器のうち、反応物を含む流体中に触媒を浮遊させて触媒を流体のように混合させることができるものをいいます。
多分子層吸着とは、吸着された分子が、層状に重なって吸着することをいいます。
たとえば、固体に気体分子が沸点近傍の温度で吸着する場合に多く見られます。