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Column 医療

医療系専門学校の「合格保証」や「就職保証」の闇(真実)

病院では、毎年、医療系の専門学校生が、臨地実習を行っています。

看護師をはじめ、診療放射線技師、臨床検査技師など、職種はいろいろです。

今日は、そのような医療系の専門学校の、小話(裏話)を紹介します。

駄文ですが、かるくお読みください。

 

「合格保証」や「就職保証」の闇

 

医療系の専門学校では、「合格保証」とか、「就職保証」とか、よくCMなどで宣伝していますね。

これは、子どもにとっても、学校に子どもを送り出す親にとっても、「教育や、就職指導をちゃんとやってくれそう」というポジティブな印象を受けます。

でも、実際は、そこ(専門学校)で、何が行われているかというと、、、

 

まず、

国家試験の模試の成績が悪い生徒には、就職試験を受けさせない

とういうことが行われています。

就職試験を受験できないようにするため、「卒業見込み書」や「成績証明書」を発行しないというのが、よく聞くパターンです。

また、一定以上の成績をおさめて就職試験を受けた生徒であっても、就職が決まらなかった生徒は、留年できるという仕組みがあります。

ゆえに、卒業生の就職率は上がります。

さらに、

卒業試験を実施し、その試験で成績が悪い生徒を、卒業させない(=国家試験の受験資格を与えない)

ということも、よく行われています。

たびたび、「合格率100%」など、高い合格率を宣伝している専門学校を見かけますが、そういう学校は、卒業試験が厳しくなっているようです。

これらは、入学前の学校説明会で説明されることは、ありません。

生徒は、入学してから真実を知ることになります。

以上、ご参考まで。

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ビジネス

若者の車離れの理由は?

以前は、スポーツカーをはじめとする、格好良い車が人気でした。

しかし、今の若者には、車を買おうという人が、そもそも少ないようです。

いわゆる、「若者の車離れ」です。

若者の車離れ(わかもののくるまばなれ)とは、主に若年層が四輪自動車に興味を示さなくなる社会的傾向を意味する言葉である。
出典:若者の車離れ – Wikipedia

車離れの原因については、諸説あり、若者が自己顕示欲をモノに求めなくなったという意見があります。

嫌消費 ~私たちが車を買わない本当の理由~

また、スマートフォンなど、ドライブ以外に暇つぶしする手段が増えたことが原因とする意見もあります。

結局、今の若者がドライブデートをしなくなったのは「他にいろいろな遊びがあるから」
出典:「若者のクルマ離れ」の調査からわかったことは意外にも? | clicccar.com(クリッカー)

あるいは、車を買わないのは経済的問題と分析する意見もあります。

車を買わない若者はマネープラン的に賢くて正解!

なお、若者の車離れについては交通安全学会誌(vol37)でも取り上げられており…
具体的には、若者の車離れの原因が、つぎのように分析されていました。

・ドライブデートしたいが、相手がいない、作れない
・そもそも手の届く格好良いスポーツカーがない
・維持費、税金が高く、しかも逆進性もあって支払えない
・収入が不安定でローンを組みにくい

…望み薄ですが、今後、若者でも手の届く価格で、かっこいい車が登場してほしいものですね。

あと、維持費も安くなれば良いなと思います。

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ビジネス

あなたの会社には「辞められたら困る替えのきかない人」はいますか?

ビジネス本などで、こんな意見を見かけることがあります。

「組織内に代えのきかない人材がいることは、組織の欠陥だ」

これは、組織内に、代えのきかない重要な人物がいると、その人が休んだり、辞めたりしたら仕事が回らなくなるリスクがあることを指摘したものです。

この意見は、一見、正論のように思われます。

リスクマネジメントの観点からいえば、いきなり誰かがいなくなっても仕事に大きな支障が発生しないという体制を構築すべきでしょう。

大企業であれば、採用や人材育成で優秀な社員を増やし、そのリスクを避けられるのかも…? なんて思ったりしますが、

でも、現実には、大多数の中小企業では、人員が限られているので、「代えのきかない人をつくらない」というのは難しい気がします。

それに、代えがきかない状況というのは、本人が「俺がいなきゃダメだ!」と思える状況であり、事実かどうかは別として、

本人のモチベーションに繋がる

と思うのです。

そう考えると、「代えがきかない」という状況は、100%悪いこととは言い切れない気がします。

企業視点で見るか、従業員の視点で見るか、それによって変わってくるのでしょうね。

みなさんは、どう思いますか?

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Column

宗教的に中立であるべき自治体がクリスマス会をやるということ。

現代では,クリスマスは一般的なイベントです.

それは,官・民を問わず浸透しています.

以前,私の住んでいる地域でも,市が主催して,公共施設でクリスマス会をやっていました.

しかし,自治体は,いろいろな物事に中立であるべきという考え方があります.

クリスマスは,キリスト教に関するイベントです.

自治体が,特定の宗教のイベントを実施・支援(税金を投入)することについて,正当化する理由を見つけることは難しいような気がします.

仮にクリスマス会をやるとしても,その他の宗教についても同様のことをしなければ,厳密には,「公平でない」ということになります.

ただし,この考えを突き詰めてしまうと,少し息苦しい世の中になるかもしれません.

環境は異なりますが,アメリカでは,最近は,移民も増えて,キリスト教ではない人が多くいるので,「メリークリスマス」とは言えなくなり,「ハッピーホリディ」と言うようです.

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医療従事者向け

兵糧攻めにまつわる豊臣秀吉の恐ろしさ「リフィーディング症候群」

このお話は,「豊臣秀吉は恐ろしい」というお話です.

戦国時代の話です.

歴史上,秀吉と官兵衛による,三大城攻めと呼ばれる戦法がありました.

⑴三木の干殺し,⑵鳥取の飢え殺し,⑶高松城の水攻め,この三つです.

ここでとりあげるのは,⑴と⑵の,いわゆる兵糧攻めです.

▼兵糧攻め

兵糧攻めとは,城を包囲し城内へ食料を持ち込ませないことで,城内にいる兵士や馬などを飢えさせる戦法です.

兵糧攻めされた城の中はひどい有様となり,人肉を食べるなど地獄絵図と化したようです.

敵は,耐えきれずに降伏・開城をするしかなかったそうです.

これだけでも,「秀吉が恐ろしい話」としては十分ですが,この話には続きがあります.

▼粥を振る舞った

鳥取の飢え殺しについて残されている記録によると,開城後,秀吉は飢餓状態の兵士や村民に,粥(かゆ)を炊いて振る舞ったそうです.

飢えた人々は,粥をむさぼったそうです.

さぞかし,秀吉は感謝されたことでしょう…

「秀吉サイコー!」

粥を食べた人たちは,そんなふうに思ったに違いありません.

▼死亡者が続出

しかし,事態は急変します.

なんと,粥を食べた者の多くが,その後に死んでしまったのです.

一体なぜ…??

これついて,現代では,当時の兵士や村民は,リフィーディング症候群を発症したと分析されています.

リフィーディング症候群とは,飢餓状態の人に,いきなり栄養をたっぷり与えることで起きる一連の代謝合併症の総称です.

せっかく生き残った兵士や村民は,このリフィーディング症候群により,心不全や呼吸不全などで死んでしまったと推測されています.

▼本当に怖いのは…

実は,この開城後の悲劇について,ある説があります.

それは,秀吉がリフィーディング症候群の存在を知っていたという説です.

わざと粥を振る舞って,敵陣の兵士や村民を死に追いやったそうなのです.

なんという非情な仕打ち…

怖すぎますね.

なお,大河ドラマでは,このあたりの話は出てこないようです.

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生物

ヒトには自由な意志がある、とういうのは幻想かもしれない

脳科学・哲学・法律に関わる話です.

ヒトは自由意志を信じてきた

人類は,はるか昔から,「人の行動は,人の自由な意志によって選択した結果である」と考えてきました.

そして,私たちの社会には,それを前提にしている部分があります.

たとえば,法は,個人が自由意志を持った存在であることを前提としています.

特に,刑法では,犯人が自由意志によって悪い行為をしたから責任を問うという構造になっていますし,自由意志によらない行為であれば,刑罰はありません(精神に障害がある場合など).

科学の進歩

近年の科学研究は,人に自由意志があるのかを解き明かそうとしています.

着目ポイントは大雑把にいえば,『人の思考や行動が,物理的な脳の神経ネットワークの活動のみによって決められているのか?』という点でしょう.

これらの参考記事をざっと読むと,イメージは掴めるでしょう.

WIRED:「自由意志」は存在する(ただし、ほんの0.2秒間だけ)

WIRED:人間は「脳」の下僕?自由意思は存在するのか

自由意志の存在が否定されたら…?

自由意志に関する神経科学分野の研究は発展途上のようですが,もしも,この神経科学分野の研究が,将来,人の自由意志を「幻影」と証明したとき,私たちは,何をどのように考えればよいのでしょうか?

考えなければいけないことは多岐にわたると思われますが…

少なくとも上に述べた刑法については,大きく見直す必要がありそうです.

たとえば,犯罪傾向のある脳を持つ人が重大な犯罪をやったとしても,犯人に道徳的な責任を問えないので,これまでのように道徳的な観点から重たい刑罰を与えることはできなくなるでしょう.

仮に重たい刑罰(長期の懲役刑や死刑)を与えるとすれば,それを正当化する根拠を,「社会からの隔離(排除)のため」などと再定義する必要が出てくると思われますし,懲役刑や死刑という現在の刑罰の内容についても,見直す必要が出てくるかもしれません.

私たちの社会に,難しい問いかけをすることになるでしょう.

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散録

キャシュレスで脳が老化するかも?!

テレビを見ていたら,脳の老化について取りあげていました.

脳が老化してる人の特徴として,独り言が多いとか,見るドラマがワンパターンとか言われていましたが, その中に, 小銭で支払わない(お札で支払う) というのが出てました.

これは, 脳の老化(原因)→小銭で支払わない(結果) ということなんですが…

逆もあり得ると思うんですよね.

小銭で支払わない(原因)→脳の老化(結果) ということが発生するのではないかと….

特に心配なのは,キャシュレスですね.

 

キャシュレスは,お札すら出しませんもんね.

わたしも,電子マネーで買い物する時に頭を使うこと,ほとんど無いです.

つい出費が増えることもありますし(経済的にはOKなんでしょうが).

見直した方がいいかもと思ったりします…!

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ビジネス

気軽にできる家電量販店での値引きテクニック(ウェブ価格と比べる)

家電量販店で,価格コムで調べた最安値を引き合いに出して値引きを迫る…というのは,節約テクニックとして広く知られています.

しかし,これは相手の利益を大きく引き下げることにつながるので,人によっては,値引き交渉しにくいと感じる方もいるでしょう.

どちらかというと,私もそういった交渉をしにくいタイプです.

さて,そんな私ですが,先日,ヤマダ電機に行った時に,価格コムの値段を調べてみました.

交渉するつもりはなかったのですが,一応…と思って調べたのです. が,そこである発見をしました.

それは, ヤマダウェブコム では,店頭価格よりも安かったのです.

価格コム内の最安値ではありませんでしたが,そこそこ安い・・・という感じでした.

なんだこれ・・・と思いましたが,まぁ人件費などの関係だろうと納得しました.

なにが言いたいかというと,値引き交渉しにくい性格の方でも, その店舗の公式通販サイトの価格 であれば,比較として持ち出すことに心理的抵抗はないだろうということです.

家電量販店に行かれた際は,ぜひ公式通販サイトの価格もチェックして,値引き交渉してみてください(*゚▽゚)ノ

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ビジネス

WEB3.0は、キャッシュレス決済の還元をどう評価するか?

PayPay、d払い、楽天ペイ、LINE Payなどなど…

キャッシュレス決済が、ポイント付与やキャッシュバックなどの還元で盛り上がっていますね。

これらは、購買履歴と引き換えに、利用者に一定の利益(あるいは先行投資?)を還元しています。

購買履歴は、ビッグデータの一部となり、各企業で活用されるわけですが…

ここで、従来のWEB2.0というのは、「利用者に利益を還元せずにビッグデータを収集して莫大な利益を上げているから、けしからん」という感じで語られていた側面があったと思います。

このキャッシュレス決済では、一応は、利用者は、恩恵を受けているわけです。

WEB3.0は、このキャッシュレス決済の還元を、どう評価するのでしょうか?

ふと、そんなことを思いました。

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散録

ソクラテス「無知の知」

高校生のとき,学校の先生から,この言葉を教わりました.

 

無知の知

 

『自らの無知を知る』,

すなわち,

『自分が何も知らないということを自覚する』

これが真の認識に至る道であるという考え方です.

ソクラテスによる言葉だそうです.

ちなみに,この言葉は、「無知の知」ではなく,「不知の知」という表現が正しいという説もあるようです.

この言葉は,かなり時間が経った今でも,私の記憶に残り続ける良い言葉です.

なお,ソクラテスの弟子のプラトンは,哲学者は全知者と無知者との中間者である、と言ったそうです.

考えてみれば,全てを知っている者は,探求を始めないでしょう.

他方,何も知らない者が,探求を始めることもないでしょう.

探求するには既に何か知っているが,そこには,知らない部分がある必要があります。

無知を自覚することは,様々な事柄について,思考の出発点となる鍵なのかもしれません.