日本ではじめて要指導・一般用医薬品「スイッチOTC薬」として認可されたフッ化物洗口剤「エフコート」 (サンスター)ですが、いまは第3類として誰でも買えるようになっています。 フッ化物洗口は、特に4歳か…続きを読む
カテゴリーアーカイブ: 医療
妊娠中に特に必要な栄養素「Ca」,「Fe」,「葉酸」
健康/美容/出産に関わるお話です。 妊娠中は胎児の発育に、さまざまな栄養が必要です。 ここでは、「Ca」,「Fe」,「葉酸」について、まとめて紹介します。 Ca(カルシウム) 日本人の食事摂取基準20…続きを読む
病院では患者が死ぬ前に、『死亡届』と『死亡診断書』が準備されている。
わたしの勤務先の病院の話である。 仕事で患者のカルテを閲覧していると、死期の迫った患者(主には、末期ガン患者や、病院に長期入院し衰弱している患者などである)について、医師が、患者が実際に亡くなる前に死…続きを読む
臨床美術とは何か‐医療・美術・福祉の壁を越えたアプローチ‐
文献によれば、臨床美術とは、もともとは、認知症の症状の改善・予防を目的として、1995年に彫刻家の金子健二氏によって考案されたもので、絵画・彫刻・陶芸などを楽しみながら、認知症の症状を改善し、予防も促…続きを読む
カルバペネマーゼ産生腸内細菌科細菌(CPE)
1940年代から,つぎつぎと耐性菌が出現しています。 そのような状況下で、2000年代に入り,耐性遺伝子を獲得した腸内細菌が市中で拡散しはじめます。 主にESBL産生菌です。菌種としては…続きを読む
在宅の経腸栄養管理・合併症と治療
消化管が安全に使用できる在宅患者のなかには、在宅経腸栄養法(home enteral nutrition:HEN)が適応できる患者がいます。 在宅経腸栄養法を健康保険で実施できる患者には、たとえば、脳…続きを読む
肝臓の構造と機能
肝臓は横隔膜下の右上腹部に位置する。 肝臓は、腹部実質臓器のなかで最大の容積を有する。 肝臓には 2 種類の血管が流入している。 肝動脈と、門脈(腸管で吸収された栄養分を肝臓に送る血管)である。 そし…続きを読む
食中毒
大規模食中毒は、多く発生してきた。 最近では、「きゅうりのゆかり和えによる腸管出血性大腸菌O157食中毒事件」 「刻みノリによるノロウイルス食中毒事件」など。 食中毒の発生動向は、厚労省のページで見る…続きを読む
病院で働く栄養士のための新しい資格の創設が必要
高齢者の増加により、病院の入院患者の平均年齢も上がっている。 高齢者は回復が遅いため、入院期間が長くなる。 すると、ベッドの回転率が落ちる(病院の収益を圧迫する)。 回転率を上げるためには、早く退院さ…続きを読む
血糖値の高い人がヘモグロビンA1cの値が0.1下がっても喜んではいけない理由
糖尿病の患者など血糖値の高い人が、血糖値の1〜2ヶ月の推移をみるために測る項目に、ヘモグロビンA1cがある。 血糖値が高いままだと、ヘモグロビンA1cの値は高いままだ。 しかし、血糖のコントロールをし…続きを読む