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パンプ・アンド・ダンプとショート・アンド・ディストート

さて、時折、「パンプアンドダンプ」や「ショートアンドディストート」という用語を耳にすると思います。

今回は、それらの意味について紹介します。

パンプ・アンド・ダンプ

しばしば、仮想通貨では、小規模の集団が、ある銘柄を購入したうえで、その銘柄を大げさに褒めちぎる場合があります。

あるときは、根拠が不明な「噂」を流す場合もあります。

これを「パンプ」と言います。

仮想通貨の価格の「吊り上げ」です。

そして、この作戦に反応して価格が上昇したところで売り抜けます。

これを「ダンプ」と言います。

いわゆる「売り崩し」です。

この「パンプ・アンド・ダンプ」のやり口は、上昇相場のときに、一番うまくいくことで知られています。

また、取引の薄い(出来高の少ない)銘柄に仕掛けることで、少数の買い手でも、大きな効果をあげられることでも知られています。

仕掛ける側は、インターネットで複数アカウントを駆使するなどして、巧妙に煽ります(あおります)。

ショート・アンド・ディストート

「パンプ・アンド・ダンプ」の下落相場バージョンを「ショート・アンド・ディストート」と言います。

「ショート・アンド・ディストート」を行う者は、まず、銘柄を空売りします。

それから、その銘柄をけなします(ディスる)。

たとえば、「技術上の問題がある」とか、「開発スピードが遅い」とか、「訴訟手続が進められている」などと、風説を流布(るふ)します。

こうした作戦に反応して価格が下がったところで、買い戻し、差額分を利益として得ることになります。

「パンプ・アンド・ダンプ」と同じく、「ショート・アンド・ディストート」も、取引の薄い(出来高の少ない)銘柄に仕掛けることで、大きな効果をあげられることでも知られています。

「パンプ・アンド・ダンプ」も「ショート・アンド・ディストート」も、いずれも注意が必要です。

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FXの為替レートは誰が決めているのか?の答え

FXには、店頭取引と、取引所FXとがあります。

店頭取引はFX業者

店頭取引は、FX業者と、みなさん(投資家)が直接取引します。

直接取引であるため、店頭FXでは、FX業者が自由に価格を設定しています。

すなわち、売値(Bid)と買値(Ask)を、それぞれのFX業者が自由に設定しています。

そして、スプレッドの差額は、そのままFX業者の利益になります。

例えば、ドル/円が「100.00-100.05」の場合、スプレッドは5銭です。

この5銭がFX業者の利益になります。

スプレッドが大きいと、安く売って、高く買うことになるので、スプレッドの小さい業者が投資家に好まれます。

取引所FXは世界が相手

取引所FXは、FX業者が仲介をする取引方法です。

実際の取引は取引所で行われます。

上記の店頭FXでは、FX業者が任意に価格を設定していますが、取引所FXでは、外国為替市場における世界有数の複数の金融機関から価格の提供を受け、その価格の中から最も安い売り価格(売値)と最も高い買い価格(買値)を抽出し、リアルタイムで提供しています。

これは、マーケットメイク制度と呼ばれ、投資家にとって一番有利な取引レートで取引できるというメリットがあります。

ただし、取引所は、FX業者から、かならず手数料を徴収しているため、投資家にも手数料がかかるため、トータルでは、店頭取引よりも、コストが高くなる傾向にあります。

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「戻り売り」とは

下げ相場のときのトレード方法として、ショート(売り)があります。

ここで、比較的、高い確率で、下げ相場のときに、ショートで利益を得る方法として、「戻り売り」があります。

戻り売りとは

戻り売りとは、下げ相場の中で、一時的な上昇があったときに、売りポジションをとることです。

過去のビットコイン相場に当てはめると…

黄色で丸を売ったところが、戻り売りのチャンスポイントになる場所です。

これらのポイントで、ショートをすれば、利益を得られやすいです。

ちなみに、下げ相場の中で、一時的な上昇があったあと、さらに下げる仕組みとして、つぎのような説明がなされています。

売りポジションが買い戻される(利益確定)

→その買い戻し注文による上昇をみて、新規の買い注文が入る

→しかし、さらに下げると判断した人が、さらなる売り注文を出す

→やがて、買い注文が途絶える

→さらなる下落へと向かう

以上、「戻り売り」の説明でした。

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スキャルピングのメリット

スキャルピングというトレード手法とメリットを紹介します。

スキャルピングとは

トレードの中には、数秒から数分で完結する手法があり、それを「スキャルピング」といいます。

小さな値幅をとることを繰り返し、利益を積み上げる方法です。

中には、一日のうちに、100回以上もトレードする人もいるようです。

スキャルピングのメリット

この手法のメリットは、常にチャートを気にする必要がない点です。トレードするときだけ、チャートを見ればよいからです。つまり、心理的なストレスが少ないのです。

また、リスクの低減にもつながります。ポジションをもつ時間が短いので、すぐに損切りをするため、含み損をどんどん膨らませるということはありません。

さらに、自分の手法の期待値を、過去のチャードで検証しようと思ったときに、たくさんのサンプルデータが簡単に手に入ることです。直近の1周間程度のチャートを調べれば、数百回分の検証可能なデータが得られるでしょう。

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ピラミッティング投資法とは

投資には、さまざまな方法があります。

その中でも、有名なものに、ピラミッティングがあります。

ピラミッティング

ピラミッティングでは、はじめに手持ち資金の全てを投入するのではなく、複数回に分けて投入します。

そして、価格が上がってきたら、購入する量を減らしながら、徐々に資金を投入していきます。

たとえば、手持ち資金が100万円あったら、まず、50万円分の仮想通貨を購入します。

相場が上昇して、含み益が出たところで、30万円を追加投入します。

そして、さらに相場が上昇たところで、のこりの20万円を投入します。

購入数量を徐々に減らしていく様子が、ピラミッドの三角形のようであることが、ネーミングの由来です。

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ポジポジ病とは

仮想通貨のトレードに関して、「ポジポジ病」という病が、話題になることがあります。

これは、常に、「買い」あるいは「売り」のポジションを取っていないと気がすまないという精神状態だそうです。

チャートをみると「エントリーしなきゃ!」という義務感のようなものを感じることが原因のようです。

一説では、日本人に多いらしく、それは、真面目な国民性によるものだと言われています。

そうして、チャンスでもなんでもないところでエントリーして、損失を発生させてしまう…

その損失を取り返そうとして、また勝算の低い場所でエントリーをしてしまう…

そんな悪循環に陥いってしまうと最悪です。

ポジポジ病を治すには

ポジポジ病を治すには、チャンスまで「待つ」ということが大切だと言われます。

まさに、「休むも相場」という格言のとおりです。

エントリー回数を減らすように意識するとよいでしょう。

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差金決済とは

仮想通貨(暗号通貨あるいは暗号資産とも)では、FXが可能です。

ここでは、FXでよく目にする「差金決済」という言葉を解説します。

差金決済

FXでは、取引に必要な投資総額の全部を負担するのではなく、取引から発生する利益や損失だけを、証拠金から清算することで取引できます。

たとえば、自己資金10万円を元手に、FXを始めたとします。

1BTCが50万円のときに、1BTC買えば、投資総額は50万円になります。

もし1BTCが51万円になれば1万円の儲けとなり、元手の証拠金は11万円に増えます。

逆に49万円になれば1万円の損失となり、証拠金は9万円に減ります。

このように取引で生じた損益だけを証拠金から清算することを「差金決済」と呼びます。

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仮想通貨の出来高・ニュースを取得できるアプリ

日々、変化する仮想通貨の状況。

それを把握する手助けになるアプリの紹介です。

名前をCryptopush(クリプトプッシュ)といいます。

iOSアプリです。

「これから高騰する可能性のあるコインが知りたい」

「持っている仮想通貨の利確タイミングが分からない」

「ずっと相場を見ている時間がない」

このような人向けのアプリと説明されています。

なお、一部の機能は有料です。