最小毒性量(LOAEL:Lowest Observed Adverse Effect Level)とは、 毒性試験において有害な影響が認められた最低の暴露量のことを意味します。
アシロイン(acyloin)とは、一般式 R-CO-CH(OH)-R で示される化合物です。
つまり、両端に同一の置換基をもつα-ヒドロキシケトンの総称です。
脂肪酸エステルをエーテルあるいはベンゼン中で金属ナトリウムを作用させると、アシロイン縮合により脂肪族アシロインが生成する。
なお、アシロイン縮合とは、カルポン酸エステルを、エーテルあるいはベンゼン還流中で金属ナトリウムで還元すすることでα-ヒドロキシケトン(アシロイン)を生じる反応です。
ちなみに、芳香族アシロインは、芳香族アルデヒドのベンゾイン縮合により得られます。
高分子は多数の構造単位が連結してできています。
その構造単位の数を重合度といいます。
つまり、重合度とは、分子中の単位ユニットの数です。
イオン会合とは、気相または溶液相中に存在するカチオンとアニオンとが、静電気的な相互作用により、互いに一定の時間接近し、あたかも一組の「イオン対」として挙動することを指します。
たとえば、0.01 mol/dm3以上の亜硝酸円水溶液の電気伝導度は、硫酸亜鉛が完全に電離していると仮定して計算した値よりも、小さくなることが知られています。
軟骨性連結には、軟骨結合、繊維結合、骨結合があります。
軟骨結合は、成人の肋骨と胸骨との間にみられ、この結合は、硝子軟骨で連結されています。
繊維結合は、左右の恥骨と上下の椎骨(すいこつ)の椎体でみられ、繊維軟骨で結合されています。
骨結合は、前頭骨、 寛骨(かんこつ)、仙骨でみられます。
ケチミンとは?(接着用語)
ケチミンとは、ケトンとアミンとが反応したものです。
ケチミンは、水と反応することで、ケトンとアミンに解離します。
ケチミンは、潜在性硬化剤の一種です。
正触媒と負触媒の違いは?
正触媒とは、反応速度を大きくする触媒です。
これに対して、負触媒は、 反応速度を小さくする触媒です。
被蓋上皮とは、皮膚の外表面や、器官の内面を構成する上皮のことです。
被蓋上皮は、扁平上皮細胞、立方上皮細胞、円柱上皮細胞、移行上皮細胞に分類できます。
リンパ球のホーミングとは?(homing)
リンパ球は、各リンパ組織から血管(またはリンパ球)というように、絶えず体内を循環しています。
このリンパ球の循環(特に、あるリンパ組織から循環し、再びもとのリンパ組織に戻ってくること)をリンパ球の「ホーミング:homing」といいます。
イオン結晶において、「陽イオン」と「陰イオン」とが接した状態で、「陽イオン」の半径を小さくしていく(「陰イオン」の半径を大きくしていく)と、あるところで、「陰イオン」同士が接触し、それ以上は単位格子の一辺の単位の長さが変化しない状態となります。
この状態のときの「陽イオン」と「陰イオン」との半径比を、限界半径比といいます。
すなわち、限界半径比 = 陽イオンの半径/陰イオンの半径 で表されます。