非溶媒とは、実験可能な温度範囲で溶質を溶かす能力がほとんどない溶媒のことです。
軟骨膜は、軟骨の大部分を被っている結合組織の鞘(さや)で、外側の繊維層と、内側の軟骨形成層からなります。
軟骨膜には血管があり、軟骨の細胞に栄養を与えます。
軟骨形成層の細胞は、軟骨基質を分泌します。
ヒル定数(ヒル係数)とは?
ヒル定数とは、ヒル係数ともいい、アロステリック酵素のサブユニット間の協同性を表す指数です。
ヒルの式から求められ、「n」で表されます。
n>1のときは、正の協同性が現れ、n<1のときは、負の協同性が現れます。
なお、n=1のときは、協同性はありません。
ハウエルジョリー小体とは?
ハウエルジョリー小体とは、赤血球内の封入体であり、フォイルゲン反応要請の核小片のことをいいます。
赤血球内に1個ないし複数個存在します。
悪性貧血や、溶血性貧血、摘脾後などの場合に見られます。
アルキルラジカルとは
アルキルラジカルとは、不対電子を一個もつアルキル遊離基(R・)のことです。
アグロメレートとは?
アグロメレートとは、組成物(コンパウンド)の中で、材料(たとえば二酸化ケイ素)が、材料同士で凝集した大きな凝集体といいます。
極限粘度数とは(固有粘度数とは)[η]
極限粘度数(固有粘度数ともいう)は、H.staudingerおよび野津龍三郎によって、高分子の分子量決定のために導入された量のことで、[η]と表します。
[η]=lim{(η-η0)/cη0}(c→0)
上記の式において、ηは、溶液の粘性率、η0は、溶媒の粘性率です。
そして、cは、溶液の濃度で、通常、溶液100ml中の溶質のグラム数を用います。
そして、[η] は、[η]=KMαという式で近似することができます。
Kおよびαは、高分子の種類,溶媒,温度により定まる定数です。
M は、高分子の「粘度平均分子量」と呼ばれるもので、上記の近似式から算出することができます。
なお、粘度平均分子量は、浸透圧法などから得られる数平均分子量の値と、光散乱法などから得られる重量平均分子量の値との、およそ中間の値となることが知られています。
油展ゴムとは、ゴムに、油展成分として鉱物オイル、パラフィンオイル、ナフテン系オイルなどを添加したゴムのことです。
良溶媒(good solvent)
良溶媒とは、常識的な温度の全範囲にわたって、溶質と無制限に混合する溶媒のことです。
良溶媒中の高分子鎖は、よく広がった形をとり、その性質はスケーリング則に従います。
仮性菌糸とは、酵母において、出芽した細胞が長く伸びたものを指します。
別名で、偽菌糸ともいいます。