LE細胞とは、抗核蛋白抗体により変性した細胞核(LE小体)を、好中球が貧食したものです。
LE小体により、好中球の核は周辺に圧排されています。
LE小体は、クロマチン構造を失っており、びまん性に紅紫色に染め出されます。
なお、クロマチン構造を有する核を食食している細胞は、Tart細胞と呼ばれ、LE細胞とは区別されています。
LE細胞とは、抗核蛋白抗体により変性した細胞核(LE小体)を、好中球が貧食したものです。
LE小体により、好中球の核は周辺に圧排されています。
LE小体は、クロマチン構造を失っており、びまん性に紅紫色に染め出されます。
なお、クロマチン構造を有する核を食食している細胞は、Tart細胞と呼ばれ、LE細胞とは区別されています。
パスツリゼーションとは、低温殺菌法のことであり、乳製品やぶどう酒など、高温にすると変性するものの防腐を目的とした殺菌法です。
一般的な条件は、62~65度で、30分間です。
気相反応とは、気体反応とも呼ばれ、反応に関与する物質のすべてが気体である化学反応です。
貧溶媒(poor solvent, bad solvent)
貧溶媒とは、溶質を溶かす能力はあるが、溶解度に限界がある溶媒のことです。
高分子量の溶質に対する溶解度はきわめて低く、重合度が104の鎖状分子では、1%以下であり、重合度が106の鎖状分子では、0.1%以下です。
耐アーク性とは、アーク放電(大電流低電圧放電)による材質の劣化に耐える能力をいいます。
一般的に、樹脂の表面でアークを発生させると、その高温により分解・炭化します。
はじめは電極付近で起き、最終的に電極間に炭化した導電路ができます(アークトラッキング)。
耐アーク性は、このトラッキングが起こってアークが消滅するまでの時間を測定して比較します(JIS K 6911-1979)。
たとえば、アミノ樹脂は耐アーク性に優れています。
アポ酵素は、化学反応を触媒する酵素のうち、その触媒活性を発揮させるために、タンパク質以外の補因子が必要となる酵素のことを意味します。
また、アポタンパクと補因子とが結合したものを、ホロ酵素といいます。
アクア錯体とは、水分子が酸素原子上の孤立電子対で金属イオンに配位した錯体です。
アコ錯体ともいいます。
ミクロボイドとは、ゴム材料に伸張と圧縮が繰り返されて生じるミクロンスケールの空隙のことです。
スコーチとは、配合ゴムの貯蔵中や、加硫(架橋)行程前の作業中に、初期加硫(架橋)してしまうことをいいます。
スコーチは、「早期加硫」あるいは「焼け」ともいいます。
なお、スコーチを制御するために、スコーチリターダーを配合します。
触媒のウォッシュコートとは、担体としてハニカム(蜂の巣)状のものを用いる場合に、担体を金属塩が溶解した溶液に浸し、引き上げ、乾燥させて活性部分を担持させる方法のことです。
主に、自動車や、発電所の排ガス処理の触媒において用いられます。