残留騒音とは、すべての騒音から音源の特定できる騒音を除いた騒音源の特定できない騒音のことをいいます。
加硫もどりとは、加硫温度が高すぎたり、加硫時間が長すぎたりして加硫ゴムが再び柔らかくなる現象です(JIS定義)。
ウエットスキッド性能とは
タイヤが凍った路面を走る時、水上スキーのように、氷とタイヤとの間にある水の膜の上を滑走することを「ウェット・ スキッド現象」といい、この滑走に対する抵抗性能を、ウエットスキッド性能といいます。
売上高最大化仮説とは?
寡占企業の行動について、W.ボーモルが提唱した理論です。
この理論では、寡占企業の行動原理は、利潤の最大化ではなく、売上高の最大化にあると述べられています。
そして、この行動原理により、固定費用の増加による産出量の低下や、広告宣伝費の増大が説明できるといいます。
失業率は、文字通り、リストラされて仕事の無い人の数を意味しますが、これに対し、不完全雇用は、若干意味が異なります。
不完全雇用は、労働省労働統計局が出す数値です。
これは、フルタイム(正社員)の求人が少ないため、フルタイムで働きたいという願望がるにもかかわらず、仕方がなくパートタイムで働いている人たちの人数のことを意味します。
重要なのは、この数値に、自ら望んでパートタイムで働いている人数(学生など)は含まれない点です。
この指標は、景気の悪化を示す指標となります。
すなわち、失業率の増加に先立って、短期・短時間労働者の数が増えます。
カルドア・ヒックス基準とは?
カルドア・ヒックス基準(カルドアの基準とも言う)とは、補償原理によって状態AとBとを比べるときの判断基準です。
AからBへの移行により利益を得る者が、損失を受ける者に対して、仮に後者(損失を受ける者)が移行前と無差別になるように補償を与えても、なお、残りがあるとき、AからBへの移行は望ましいとする基準です。
機械的接合法とは、金属を、機械的に組み立てることにより接合する方法です。
たとえば、以下の接合方法があります。
・ボルトやリベットのように、締結材を用いて接合する方法
・板の端を折り曲げて接合する方法
・締め付けて(かしめて、または、圧着して)接合する方法
メタリング作用(定量供給量)とは?
試料が広げられた液体の面積Sと、点着した溶液量Vとの間には、S=KVの関係が成立し、この性質を、メタリング作用または定量供給量といいます。
秤量・感量・感度・読み取り限度の違いとは?
秤量
秤量は、その秤において指定された精度で計り得る質量の範囲のことを意味します。
感量
感量は、天秤か感じる最小の質量のことを意味します。
感度
一定の質量の加重をかけたときに、針や目盛りが、どれほど動くのかの尺度を意味します。
たとえば、感度が良いとは、小さい荷重で針や目盛りが大きく動く場合です。
読み取り限度
感量や感度に関係なく、その測定器具についている目盛りで読み取れる最小値のことを意味します。
通常は、スケールしてある目盛りを10分割した位まで読み取るため、この位が読み取り限度となります。
最小致死濃度とは(LCLo)
最小致死濃度(LCLo:Lethal Concentration Lowest)とは、特定の暴露時間により、ヒトや動物を致死させた暴露濃度の最小値のことを意味します。