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散録

絵の描き方の勉強-人体比率

なぜだか分かりませんが,ふと,絵の勉強をはじめてみようと思って,  本屋で本を探し…  とりあえず買った本(理屈っぽい解説の本)を参考に,まずは「人物」の描き方を,ちょっとずつ学んでみようと思います.

買ったのは、こちらの本です(伝わる絵の描き方!).


 

ついでに記事にすることで,誰かの参考になればいいなと思います☆ 

Surfaceと,Surfaceペンをもっていたので,それでやってみます.

人体比率を知る 人の骨格を知ることは自然な人物を描くうえで,とっても大事だそうで.  はじめにこれを学びました.

 

人体比率、骨格、イラスト
骨格で見る人体比率

 

骨格の画像に,横線を引きました.

ちょっと画像の関係で,間隔は荒いですが,等間隔と思ってください.

これで,8等身の大人の骨格を把握できます.
まずは,あたまと,背骨(頭4つ分)を描きます.
そして,を描きます.
肩の横幅は,とりあえず頭2個分で,腰の幅は,肩より狭くします.
その後,腕と足,それから肘と膝の関節を描けば…
棒人間のイラスト
棒人間のイラスト
棒人間が描けました。
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散録

脱線と脱糞の違い

ふと思ったんですね。

脱線と脱糞の違いって,いったい何なんだろう…って。

そこで、某ネットサービスで質問してみました。

寄せられた回答の中で、ユーザーから最も共感されていた回答はこんなものでした。

・脱線はレールを外れること 
・脱糞は人前ですると人のレールを外れること

なかなか上手い回答ですよね。

座布団一枚です。

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散録

うんちは家よりも職場が水道代を節約できてお得か?

世の中では色んな話がおもしろ半分で語られますが…

「うんちするなら職場がよい」という話があるようです。

理由を調べてみると、こんな感じでした。

・就業時間中にうんちすれば、うんちしてお金がもらえてるのと同じ
・家のトイレが汚れない
・家の水道代の節約になる
・家のトイレットペーパー代の節約になる

なんだか、経済学でいうところの、合理的に経済的意思決定を行う主体「ホモ・エコノミクス」を想い起こさせますね。

みなさんは,「わざと職場でうんち」に賛成派ですか? 反対派ですか?

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病気

子どもの便秘。原因は牛乳!?

1歳~2歳くらいの小さい子どもに、牛乳を飲ませることがあります。

子どもの中には、おかわりを何度も要求する子がいます。

近所の小児科医の先生から聞いた話ですが…

小さい子に牛乳をたくさん飲ませてしまうのは、よくないそうです。

理由は、うんちが固くなってしまうからです。

これが原因で、子どもが便秘になったり、うんちが固いことで肛門周りが切れて痛くなったりします。

子どものうんちが固いとか便秘かなと思ったら、いったん牛乳を止めて、水やお茶で水分補給をするのが良いそうです。

うんちが柔らかくなったのを確認してから、飲ませる牛乳の量を調節します。

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病気

大人の便秘解消法

理想的な便(うんち)は、どのような形状なのでしょうか。

一般的には、バナナのような形状が、理想的な便であると言われています。

表面がなめらかで軟らかいソーセージ状、あるいは蛇のようなとぐろを巻く便です。

この理想に近づけられるかどうかは、食事内容や、水分の摂取、運動、生活習慣などが大きく関係してきます。

とりわけ大事なのが食事です。

つぎのことに気をつけると良いみたいです。

▷食事は1日3回、規則的にとる
▷暴飲暴食しない
▷ヨーグルト、乳酸菌飲料、味噌などの発酵食品を食べる
▷不溶性食物繊維と水溶性食物繊維をバランスよく摂取する

排便姿勢

トイレでは、背骨と太ももの角度が約35度になるように、前かがみになるのがポイントだそうです。

小柄な人は足踏み台を使うのがよいそうです。

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医療

日本の臓器移植の現状をかんたんに

日本では,臓器移植は,いわゆる臓器移植法(臓器の移植に関する法律:平成9年法律第104号) に基いて行われています.

臓器移植法は,平成22年7月17日に改正法(平成21年法律第83号)が施行されました.

以後,本人の意思が不明な場合でも家族の承諾があれば臓器提供できるようになりました.

改正法の施行後,これまでに合計で502名の脳死者からの臓器提供が行われています(うち,家族の承諾による提供は394名).

最近の平成30年度では,70 名の脳死者からの臓器提供が行われました.

この臓器提供ですが,上記のように,本人の意思が不明な場合でも家族の承諾があれば臓器提供できるようになったということで…

『もしもの時に家族が判断に迷わないために,あらかじめ家族と臓器提供についての意思を話し合っておくことが大切』 と言われています.

家族間で,真剣な話し合いがしにくいテーマかもしれませんが,話し合っておくにこしたことはありません.

もしも機会があれば,みなさんもご家庭で話し合ってみてはいかがでしょうか.

意思表示

ご存知の方もいるかもしれませんが,意思表示に際しては,「臓器提供意思表示カード」を持っておくことが薦められています.

 

また, 医療保険証や運転免許証,マイナンバーカー ドに,臓器提供に関する意思を表示しておくことも薦められていますね. 

ところで,日本における臓器移植は,件数がとても少ないです. 諸外国と比べると,より一層,少なさが分かるでしょう.

世界の年間移植件数 上位5カ国と、韓国、日本(人口100万人あたり:2016年)
世界の年間移植件数 上位5カ国と、韓国、日本(人口100万人あたり:2016年)

 

理由はさまざまあるようですが,臓器移植制度の周知・認知不足ということも,理由のひとつとして挙げられるのかもしれません.

厚労省は,平成16年度より毎年,中学三年生向けのパンフレットを作成し,全国の中学校へ配布しています.

この取り組みだけでは,なかなか若い人が臓器移植を真剣に考えることは難しいかもしれませんが, これからもっと,臓器移植制度の認知と理解が広がってくれるといいなぁと思うところです.

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医療

最も輸血されているのは、がん患者(みんなの献血×乃木坂46)

昨年、宇崎ちゃん論争が巻き起こった「献血」。

ポスターに関して、私は容認派ですが、みなさんはどう思いましたか?

さて、この献血事業。

最近は献血者が減っているようです💦

そこで、日赤は、さまざまテコ入れをやっているようです。

いまは乃木坂46とコラボしています。

 

ここで、せっかくなので、背景というか、献血事業の状況を、ちょっと示してみようと思います。

献血された血液は、病気や薬の影響などで、十分に血液をつくることができなくなった患者さんや、事故や手術などで大量出血した患者さんなどに、輸血されます。

参考までにですが、疾患別にみると、最も輸血を受けているのは、がん患者です。

理由としては、がん(悪性新生物)が身体にさまざまな変化を引き起こし、貧血を招くからです。

疾病別輸血状況
平成30年輸血状況調査結果より、疾患別輸血状況

精神的なストレスによる食欲の低下、がんの骨髄への転移、慢性炎症、ホルモンの異常などによる赤血球の産生能の低下、また、抗がん剤の副作用で貧血になることもあります。

血液製剤には有効期限があるため、医療を維持していくためには、定期的に献血をしてくれる人の存在が不可欠です。

しかし、年々、献血する人が減ってきています。

人口構成の変化や、若い世代の献血への興味関心が薄れていることなどが原因としてあげられるようです。

なお、2019年の4月からは、体格がいい人に献血「増量」のお願いが始まっているそうです。

・・・未経験の方は,時として,気分不良や顔面蒼白などの反応が起きてしまうことはありますが,基本的には献血は安全に行えます。

※ただし、献血者となるためには基準があり、献血できない場合もあります。

ちなみに、最近の献血ルームは、待合室がカフェのようなつくりになっていて、献血の待ち時間や、献血後の休憩時間のために、マンガや雑誌が置いていたり、アイスがもらえたり、飲料の飲み放題(フリードリンク)があったりして、ゆっくり・ゆったりと過ごせます。

また、献血中は、ベットにTVモニターが付いていて、テレビを楽しむことも出来ます。

さらに、献血のお礼の「お土産」をもらえる場合もあります。

もしも気が向いたら、ぜひ近くの献血ルームへ足を運んでみてください✨

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医療 医療従事者向け

子宮頸がんワクチンの副反応問題-これまでの経過と感想

子宮頸がんワクチンについて、調べてみました.

子宮頸がんワクチンは,HPV(ヒトパピローマウイルス)が子宮頸がんを引き起こすという,2008 年にノーベル医学・生理学賞を受賞した画期的発見をもとにした,人類史上初のがん予防ワクチンです.

子宮頸がんワクチンが,HPVの感染を予防する仕組みは,ワクチン接種により誘導されたHPV抗体が,子宮頸部の粘膜に滲出することで,HPVと結合し,HPV 感染を阻害すると考えられています.

この子宮頸がんワクチンは,WHOも接種を強く推奨し,世界約140か国で使用され,約80か国で定期接種となっています.

日本でも2013年4月に定期接種となりました.

しかし,日本では,子宮頸がんワクチン接種の開始後,副反応と思われる多様な症状がみられました.

そして,メディアには,「歩けない,痙攣する,生理不順,体が痛い,まぶしい,勉 強ができなくなった」といった症状が,子宮頸がんワクチンのせいであると訴える人たちが現れ,テレビで繰り返し放送されました.

激しくけいれんする女の子の映像は衝撃的で,日本社会は,あっという問に,「子宮頸がんワクチンは危険」という認識が広がりました.

これを受けてか,わずか開始から2カ月後の6月には,厚労省は,積極的な接種の呼びかけを中止しました.

それから何年も経過していますが,積極的な接種の呼びかけは再開されていません.

なお,対象となる女子(中学1年から高校1年,自治体により異なる可能性がある)は,現在も,公費助成を受けて,ワクチンの接種は可能です.

※現状のざっくり把握はこちらをどうぞ.

NHK:子宮頸がんワクチンのいま

ちなみに,集団訴訟にも発展しています.

こんな子宮頸がんワクチンですが,気になったので,安全性に関することを調べてみました.

子宮頸がんワクチンの安全性

まず,「子宮頸がんワクチンの有効性と安全性の評価に関する疫学研究(祖父江友孝班)」によると,子宮頸がんワクチンを接種していない場合でも,子宮頸がんワクチン接種後に報告されている症状と同様の多様な症状を呈するものが一定数存在するとの結果が報告されていました.

さらに,世界保健機関(WHO)のワクチン安全性諮問委員会は,「日本の若い女性は,本来予防が可能であるHPV関連がんの危険にさらされたままになっている.レベルの低い科学的根拠に基づく政策決定は,安全でかつ有効なワクチンを接種する機会を奪い,若い女性に真の被害をもたらし得る.」との声明を発表しています(平成27年12月).

また,日本産科婦人科学会は,科学的見地に立って,子宮頸がんの予防戦略において HPV ワクチンと検診の両者は共に必須であるという考えのもと,これまでに,HPVワクチン接種の積極的勧奨の再開を国に対して強く求める声明を繰り返し発表しています.

▶日本産科婦人科学会

HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)接種の早期の勧奨再開を強く求める声明

これまでの経過は,こちらの図がわかりやすいでしょう.

子宮頸がんワクチンの副反応問題-これまでの経過と感想
東京新聞より引用

感想

以前は過熱していたマスコミの報道も,落ち着きましたし,以前は,「子宮頸がんワクチン=悪者」という感じに偏っていた報道のスタンスも,以前とは少しずつ変わってきているように思います.

積極的な接種の呼びかけを再開すべきかどうかは,難しい問題だなぁと感じますが,子宮頸がんワクチンの副反応の病態解明についての研究も進んでいるようです(ワクチン接種による続発性の自己免疫性脳症という説があるようです).

副反応に苦しむ人達が少数いることは事実ですから,そういった人たちへの有効な治療法の開発が望まれます.

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医療

ワクチンを打つのはなぜ大事か

世の中には、少数派ですが、

・自分にワクチンを打ちたくない

・子どもにワクチンを打ちたくない

こんな意見を持っている人たちが、それなりの数いらっしゃいます。

なぜ、彼ら/彼女らは、「ワクチンを打ちたくない」と思うのでしょうか。

よく言われているのは、彼ら/彼女らが、ネットの不正確な情報を鵜呑み(うのみ)にしているという理由です。

たとえば、「ワクチンは製薬会社の陰謀だ」「ワクチンは危険だ」などでしょうか。

この点については、最近、メディアで話題になることが多いように感じます。

ある意味、科学を否定する行為であるわけですが、背景には、ワクチンは、薬と違って、効果が実感しにくいことがあると思います。

ワクチンを打った人に、どのような効果が現れているのか、打った当人でさえ、実感することが難しいからではないかと思うのです。

ネットの情報を自ら否定できず、洗脳に近い状態に陥ってしまうのでしょう。

ワクチン接種による効果

ここで、ワクチン接種による効果には、どのようなものがあるのか、一応、確認しておきましょう。

効果の一つ目は,ご存知の通り、ワクチンを接種した人の感染症の発症を予防する(あるいは発症後の重症化を防ぐ)直接的な効果があることです。

そして、もう一つの効果は、ワクチンを多くの人が接種することにより感染症の流行が起こりにくくなることです。

何らかの理由によりワクチン接種を受けていない人や、ワクチンを打っても抗体がつかない人も感染から守られるという間接的な効果があります。

この効果は、多くのワクチンにあり、「集団免疫効果」と呼ばれます。

ちなみに、先日、見つけたのですが、BBC News Japanが、ワクチンはどのように機能しているのか、そして「集団免疫」の段階がなぜ重要なのかを動画で説明してくれています。

 

YouTubeより『ワクチンについて話そう 集団免疫はなぜ大事?』

集団免疫効果によって、保育所内や幼稚園内、家族内での伝播が予防できます。

こういう理由で、集団内でのワクチン接種率を高める必要があるわけです。

ワクチンのリスク

もちろん、ワクチンを打つリスクは、ゼロではありません。

注射するときの痛み、注射した場所が腫れる、熱が出るなどがあります。

まれに重い副反応が出ることもあります。これは予測はできず、極めて低い確率ですが発生するものです。

そんなときのため、日本では、予防接種健康被害救済制度が設けられています。

・・・個人的には、ワクチンを打たない自由は保障されるべきとは思いますが、誤った知識をもとに、ワクチン拒否してしまう人がいるのは悲しいことです。

なるべく多くの人が、冷静に判断して、ワクチンが接種できる社会になってほしいと思います。

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散録

高校で文理選択は早すぎるのでは?

日本の高校では,2年時に文理選択をすることになります.

そもそも学問を文理に二分してしまうこと自体がおかしい…という想いはありますが,その問題は横に置いておいたとして,

ある調査では,

文理選択は正解だったと思う?

という問いに対して,高校生たちはこのように答えたようです.
3人に1人ぐらいは,正解だったとは思えていないみたいです.

文理選択の制度は何らかの形で,「見直し」が必要なんじゃないかと感じます.

いま思っていることとしては、高校の2年という早い段階で、無理やり、将来の方向付けをしてしまうのは、どうなんだろうかということです。

 

高校生の段階では、「文理両方を学ぶ」ということで良いと思うのです。

 

 

▶︎とはいえ実現はむずかしそう

 

大学受験では、明確に、文系と理系とで、受験科目が異なっています。

高校教育と大学受験は、セットで考えなければならず、制度の変更は、そう簡単にはいかないだろうことは予想できます。

…が、やはり、文理の両方を学べるよう、制度を変更してもらいたいなぁーと願います。

いまの制度のもとでは、例えば、なんとなく文系コースを選んでしまった子は、自分の将来を、自分で文系に限定する(と思う)んですよ。

可能性を自ら閉ざしてしまう。

たとえば、何らかのきっかけで、コンピュータに興味を持ったとしても,

「私は文系だから…理系学部にはいけない…」

と諦めやすい構造になってしまっています。

 

(高校在学中に理系に転じるのも非常に困難です)

 

逆もまた然りで、理系に進んだ子が、途中で法律に興味をもったとしても、

「私は理系だから…いまさら文系の勉強なんて…」

と諦めやすい構造になってしまっています。

 

なんだかもったいないんですよね。