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医療

ジェネリック薬は怖い?

いま日本で出回っている薬(とくにジェネリック)の原材料は、インドや中国などでつくられてるものが多く、それを知らずに服用してる人が、たくさんいるという話です。

 

ジェネリック製薬会社のWebサイトでは、「ジェネリック医薬品の原薬は海外の粗悪なものを使っているのではないか?」という問いに、『大丈夫』というような回答を載せていることが多いです。

 

「ちゃんと審査しているよ」というわけなのですが、、、

 

審査が、継続的に行われているわけではなく、単発の書面審査であったら、どう思うでしょうか?

また、たとえば現地に訪問しての製品調査が、抜き打ち検査でなくて、事前に予告された上での調査であったりしたら、、、

 

それでもジェネリック薬を信用できるでしょうか。

 

審査や調査のときだけ頑張り、あとの管理は粗雑だとしたら。

 

つまりは、信用する/しないの問題ですね。

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散録

サイコパスの武士は辻斬りをしていたか?

その昔、刀剣の切れ味を試すため、または武術を磨くために、武士が夜間、往来の寂しい辻に立って不意に人に切りつけていたそうです。

今でいう通り魔ですよね。

 

最近はサイコパスなんていう言葉の認知度が高まり、「サイコパス怖い」という印象なのですが、サイコパスは昔から存在していたと思うので、昔のサイコパスは、現代よりも凶悪犯罪を重ねていた可能性はありそうです。

 

昔は監視カメラもないし、場所によっては、捕まることなく、昼間であっても斬り捨てしまくりのサイコパスな武士もいたでしょう。

 

江戸時代にタイムスリップしたい、なんて言う人もたまにいますが、いきなり斬りつけられるリスクが高いような時代は、あんまり行きたくないなぁと思うのであります。

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アニメ・漫画

アニメ化期待。おもいがおもいおもいさん。

楽しい漫画を見つけました。

「おもいがおもいおもいさん」

面井さんという女子高生が登場します。

タイトルは、想いが重い面井さんという意味で、面井さんの想いが重い話なんですね。

読んでみると、本当に面井さんの想いが重くて面白かったです。

個人的に、ぜひともアニメ化を期待したい作品です。

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ビジネス

愛想のよいコンビニバイトに感じた否定的な感情

家の近くのコンビニに行き、レジに並んだ時に、見たことのないスタッフがいるのに気がつきました。

 

このコンビニには、たまに行くので、どんなスタッフが働いているかを大体把握しているんですね。

 

その新しいスタッフは、見た目、40代の男性スタッフで、僕にかける声の調子とかが良好でした。

ざっくりといえば、「愛想のよい」スタッフでした。

 

しかし、その、愛想のよさに、僕は否定的な感情を抱いてしまいました。

 

その中身は、

「そんなに頑張らなくていいのではないか?」

という思いでした。

時給千円そこそこなのですから、もっと無愛想で、雑な対応でいいと思ったのです。

私は、よくブラック企業に存在する、 賃金の高い低いに関わらず、どんな仕事もプロ意識をもってやるべきだ という考えには反対で、 賃金に見合った働き方をすればよい と考えているのです。

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ビジネス

アライグマは害獣?

1970年代に、アニメ「あらいぐまラスカル」で人気が出たアライグマ。

ペットとして買う目的で、たくさん輸入されたものの、アライグマは気性が荒く、飼育困難で遺棄されることが多く発生しました。

各地で繁殖、定着した結果、さまざまな害をもたらしています。

農業被害、糞害、騒音、希少小動物の捕食、感染症の媒介などです。

現在は、特定外来生物に指定されています。

駆除の対象です。

もちろん、アライグマは、必死に生きようとしているだけで、アライグマには罪はありません。

人の都合により翻弄されるというのは、なんだかなぁ、と思いますね。

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Column

結婚に証人が要るのは憲法違反の疑い。憲法24条と民法739条と。

結婚のときに、婚姻届には、二人以上の証人の記載が必要です。

法律の根拠は、民法739条です。

第739条

婚姻は、戸籍法 (昭和22年法律第224号)の定めるところにより届け出ることによって、その効力を生ずる。

前項の届出は、当事者双方及び成年の証人二人以上が署名した書面で、又はこれらの者から口頭で、しなければならない。

民法739条は憲法違反?

さて、この民法第739条については、憲法に違反している可能性があります。

結婚に関する憲法は、24条です。

参照してみましょう。

憲法 第二十四条

婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。

論理的に矛盾している

証人がいないと結婚できないというのは、民法の規定は、憲法の「両性の合意のみに基づいて成立」という部分と、矛盾します。
つまり、通常、証人は、結婚に納得した上で記載するのですから、実質的に、婚姻に他者の同意を要求していることから、憲法と民法は矛盾します。
そのうえ、憲法には、「法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。」とあるのですから、証人の要求により個人の尊厳が蔑ろにされることは、重ねて憲法違反と言えると思われます。
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医療従事者向け

「“統計的に有意差なし”もうやめませんか」

数年前、こんなのが話題でした。

「“統計的に有意差なし”もうやめませんか」 Natureに科学者800人超が署名して投稿

https://www.itmedia.co.jp/news/spv/1903/26/news112.html

調査した科学論文の約半数が、統計的有意性を誤用していたという話です。

「統計的に有意差がない=違いがない」は間違い

という事なのですが、

このような誤解を含む論文が多いというのは、はなかなかの問題で、科学への信頼の基盤を崩しかねない事象です。

 

差がないという仮説を否定できなかったわけですから、正確には、

有意差がない=差がないとは言えない

あるいは、

有意差がない=差があるというエビデンスが見つからなかった

となるのですね。

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散録

他人に心はあるか?哲学的ゾンビ。

こんなことを思います。

 

[命題] 自分に主観はあり、同様に、他人にも主観がある。

 

これは普遍的なものとして捉えられています。

 

それゆえ、

他人の喜ぶことをしようとか、

反対に、人の嫌がることはするべきでないとか、周りの人に配慮しましょうとか

こう言われているのですね。

 

しかし、上記の命題は、理屈に過ぎません。

 

自分に分かるのは、自分に主観があることのみです。

 

他人の主観の存在は、証明のしようがないのですね。

 

他人の笑いや涙などの感情すべては、実在しない可能性がありますね。

 

最近の流行り言葉でいえば、哲学的ゾンビでしょうか。

 

そう考えると、他人に何をしても、構わないという発想が生まれます。

 

その発想は、犯罪にもつながりうるものですが、命題を証明できない以上、その発想は否定しきれるもなではないのですね。

 

たとえば、ニュースで日々、報道されている殺人事件に、自分は『ひどい事件だなあ』と思うわけですが、犯人も被害者も、ともに意識のない物理的存在かもしれないのですよね。。。

 

あるいは、自分に見えている他人は、すべて、単なる映像であり、虚構にすぎないのかもしれません。

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Column

多様性という言葉の独り歩きと人権教育

近年はリアルでもネットでも「多様性」という言葉がよく登場しますね。

この言葉が使われるのは、生物・環境についての話の中だったり、人間についての話しの中だったりします。

主には後者(人間)の方でしょう。

いろいろな人がいるのを認め、互いに尊重し合おうという主張とともに、この「多様性」という言葉が登場しますね。

この多様性という言葉なのですが、最近は、使いすぎなんじゃないかと思っています。

曖昧な感じの言葉なのに、たくさん使うのは、意味あるのかな?どうなんだろうな?と思うわけです。

 

結果として、独り歩きしている印象です。

 

多様性という言葉が出てきた背景は、社会活動家が関係しているかもしれませんが、中心にはおそらく、

特定のマイノリティへの差別をやめましょう

ということがあったと思います。

 

※もしも、特定のマイノリティへの差別が存在しない世の中であったなら、多様性という言葉がここまで登場するような変化は無かったでしょう

 

ここで思うのは、拡散周知すべきは、抽象度の高い「多様性」という言葉ではなくて、シンプルに、

マイノリティへの差別をやめましょう

というメッセージだと思うんですよね。

端的で分かりやすく、訴求力があります。

 

まぁ、差別という言葉を持ち出すと、暗い感じになってしまうということはありますが。

 

つまりは、多様性という言葉を使うことで、人々の意識が個別の差別問題にフォーカスされないことが危惧されるということですね。

人権教育

ちなみに、ある日に、図書館に出かけたのですが、そこで人権に関する本を見かけて、読んでみて思ったことがありました。

それは、マイノリティが抑圧されている現状に鑑み『多様性が大事だ』というのは理解できるが、それによって多様性が増すとか、多様性が維持されるとかは考えがたいことと、

先に来るべきは人権の尊重(人権教育)であって、多様性ではないんじゃないだろうか?ということでした。

人権を尊重できれば、多様性は結果としてついてくる気がします。

多様性が大事、多様性が大事、と社会で言われているわけですが、メッセージの転換が必要だと思われたのですね。

人権のほうが、多様性よりも、上の次元にある気がするんですよね。

 

他者の人権を重んじない人が多様性を軽んじることはないでしょうけれども、多様性を重んじるだけの人は、他者の人権を軽んじることがありそうだなぁと思ったのです。

人権教育の絵本

ところで、上で述べた人権に関する本なのですが、図書館でかりた本で、とても良かった本でした。

それは『子どもの権利ってなあに?』というタイトルの本です。

子どもにも分かりやすいイラストとメッセージで、親子一緒に、子どもの人権について考えることができます。

 

絵本の中の最後の方の、

「いつになったら、世界のすべての子どもの権利がだいじにされるようになるのかな。あした?あさって?20年後?」

というフレーズには、考えさせられるものがあります。

 

なお、子どもの権利は、「児童の権利に関する条約(子どもの権利条約)」に定められています。

この条約は、子どもの基本的人権を国際的に保障するために定められています。

18歳未満の児童(子ども)を権利をもつ主体と位置づけ、おとなと同様ひとりの人間としての人権を認めるとともに、成長の過程で特別な保護や配慮が必要な子どもならではの権利も定めています。

前文と本文54条からなり、子どもの生存、発達、保護、参加という包括的な権利を実現・確保するために必要となる具体的な事項を規定しています。

1989年の第44回国連総会において採択され、1990年に発効しました。

日本は1994年に批准しています。

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Column

友情結婚のメリット・デメリットとは?

友情結婚とは?
友情結婚とは?

注目される友情結婚

近年、友情結婚が注目されています。

これまでは恋愛結婚が主流でしたが、新たに友情結婚を選ぶ人が増えています。

友情結婚では、恋愛関係にない男女2人が、結婚して生活します。

ほとんどは、同居を前提にします。

同じ家に住むことで、住居費用や食費など、生活コストを下げることができます。

ただし、「結婚している」という状態が欲しいだけという男女は、別居を選ぶこともあります。

計画的に子どもを作れる

友情結婚のメリットとして、一番の特徴は、計画的に子どもを作れることです。

定期的に男女間で肉体関係を持つ恋愛結婚とは違い、友情結婚では、ふつうは肉体関係を持ちませんから、『予定していない妊娠』はありません。

二人が話し合って納得した時期に、妊活します。

もちろん、作らない選択肢もあります。

苗字の問題は残されている

さまざまなメリットがある友情結婚ですが、苗字(姓)をどちらか一方の性に統一しなければならないのが課題として残されています。

恋愛結婚では、女性が、男性の姓に変更するのが一般的ですが、友情結婚では、男女が対等な関係であることが重要ですから、この点は、たとえ友情関係にある二人であっても、揉める原因となりえます。