サイトカイン
サイトカインは、細胞性免疫のネットワーク媒介因子の呼び名です。
リンホカイン
リンホカインは、サイトカインの一種で、T細胞から産生されるものをいいます。
モノカイン
モノカインは、サイトカインの一種で、マクロファージなどから産生されるものをいいます。
サイトカインは、細胞性免疫のネットワーク媒介因子の呼び名です。
リンホカインは、サイトカインの一種で、T細胞から産生されるものをいいます。
モノカインは、サイトカインの一種で、マクロファージなどから産生されるものをいいます。
ミリ当量「mEq」とは、電解質の量を表示する単位です。
一般に、生体内の電解質など、絶対量が少ないものについて、当量「Eq」の1/103であるミリ当量「mEq」が用いられます。
ちなみに、1当量すなわち「1Eq」は、「1Eq」=「1原子量/原子価」で表されます。
例えば、1mEqのNaは、(23/1)×(1/103)=23mg のNaのことを意味し、さらに、2mEqのNaは、2×(23/1)×(1/103)=46mg のNaのことを意味します。
また、1mEqのCaは、(40/2)×(1/103)=20mg のCaのことを意味し、さらに、2mEqのCaは、2×(40/2)×(1/103)=40mg のCaのことを意味します。
グラム当量数とは、酸または塩基の水溶液の濃度を表すための概念です。
グラム当量数=質量/グラム当量 です。
グラム当量数は、記号「N」で表されます。
グラム当量数は、「規定度」あるいは「規定濃度」とも呼ばれます。
1規定濃度(N)の溶液とは、溶液1リットルあたりにグラム当量数1の溶質を含む溶液のことを意味します。
なお、グラム当量とは、酸(または塩基)の質量を、酸(または塩基)の価数で割った数(単位は質量)です。
すなわち、物質Xの1グラム当量=(Xの1molの質量)/(Xの価数) となります。
水平化効果とは、酸の解離度を示すパラメータである「酸解離定数(pka)」を測定する際に問題となる現象です。
酸解離定数pkaは、pka=-log10Kaで定義され、式中の「Ka」は酸の電離定数です。pkaの値が小さいほど強い酸と評価されます。
pkaは、電位滴定法、紫外可視分光法、核磁気共鳴分光法などにより、通常、水中で測定されます。
たとえば、水中において、塩酸や硫酸などの、オキソニウムイオン(H3O+、pka=-1.7)よりも強い酸は、水と完全に反応します。つまり、酸は完全に電離し、水分子にプロトンが与えられ、オキソニウムイオンが生じます。
このとき、水溶液の酸の強さは、オキソニウムイオンのみを反映します。これを、溶媒による「水平化効果」といいます。
従って、水中で完全電離する強酸A、Bがあるとして、同じ濃度であれば、強酸Aのpka値と、強酸Bのpka値とは、同じ値となります。 つまり、強酸AとBの酸の強弱を評価することができません。
そのような非常に強い酸の強弱を調べる手法としては、たとえば、プロトン供与能が水よりも高い溶媒(たとえば酢酸)中で測定したpka値を比較する方法があります。
なお、上記では、強酸を例に説明しましたが、強塩基の場合も同様です。すなわち、水中では、強塩基が、水分子からプロトンを奪うことにより水酸化物イオンを生じさせる結果、強塩基の強さと、水酸化物イオンの塩基としての強さとを区別できなくなります(従って、強塩基の強さを水中で測定することはできません)。
アルケニル基 (alkenyl groups)とは、アルケンの任意の炭素原子から一個の水素原子を除去した一価基です。
一般式は 「CnH2n-1−」です。
アリール基(aryl group)とは、単環式または多環式の芳香族炭化水素の環に結合した水素原子を1つ除去することにより生成される基のことです。
例えば、フェニル基(C6H5-)、トリル基(CH3C6H4-)があります。
アラルキル基(aralkyl group)とは、アルキル基(CnH2n+1)の水素原子の1つがフェニル基などのアリール基で置換されているアルキル基をいいます。
アラルキル基の具体例には、「ベンジル基(フェニルメチル基)C6H5CH2」や、 「フェネチル基(フェニルエチル基)C6H5C2H4」などがあります。
標準液をつくるために精製された純度の高い(JIS規格では99.95%以上)物質を、「容量分析用一次標準物質」といいます。
容量分析用一次標準物質としては、亜鉛、塩化ナトリウム、三塩化砒素、重クロム酸カリウム、シュウ酸ナトリウム、スルファミン酸、炭酸ナトリウム、銅、フッ化ナトリウム、ヨウ素酸カリウムの10種類があります。
認知症のお年寄りを介助していると、たびたび、お年寄りが妄想にとらわれる場面に出くわします。
中でも、「ものを取られた」、「お金を取られた」、「財布を盗まれた」などと被害を訴えるケースがあります。
その多くは、家族やヘルパーを犯人扱いするものです。
これは、「もの盗られ妄想」と呼ばれています。
原因は、財布などの大事なものを自分で片付けたのに、片付けたことや、片付けた場所を忘れてしまっているのが原因です。
認知症の人も普通の人と同じ心の動き
認知症の人が示す心の動きは、実は普通の人が本来もっているものと同じと言われています。
失敗すれば周りの目が気になるし、言い訳もします。
否定されれば、反発したり被害妄想的になったりもします。
したがって、「私は盗ってはいません」と返事をするのはよくありません。
また、「訳のわからないことを言うな」、「お前が忘れているだけだ」などと非難してしまうのはもっとよくありません。
そんな時は、「何か困っているの?」とか、「一緒に探そう」と声をかけてあげるのが良いでしょう。
やわらかい態度で接すると、認知症の人でも、少しは落ち着きを取り戻します。
そして、しばらくしたら、「見つからないので後でまた探しましょう」と言い、ひとまず諦めさせると良いでしょう。
あるいは、似たような財布を別に用意しておき、財布を探し始めた時に、目につきやすい場所に置くという手もあります。
脳梗塞などにより片麻痺(半身麻痺)になった家族などの要介護者の入浴を介助する方法を紹介します。
浴槽の横にバスチェア(洗い台)を置いておきます。
バスチェアの高さは、浴槽の縁の高さと同じにします。
要介護者と一緒に浴室に入り、要介護者の動く方の手を、浴槽のへりに置いてもらいます。
置いた手と、動く方の足を使って、腰を持ち上げて体を回転させ、バスチェアに腰を掛けてもらいます。
介助者がサポートするときは、おしりを持って支えると良いでしょう。
動く方の足から浴槽に入ってもらいます。
このときも、介助者がサポートする場合は、おしりを持って支えると良いでしょう。
片マヒ(半身マヒ)の高齢者の場合、筋力が弱く、バランスを保つことが難しくなります。
そこで、お湯をいっぱいにして、浮力を得られるようにすると良いでしょう。
体が温まってお風呂を出るときになったら、立ち上がってもらいます。
動く方の手を、浴槽の縁に置くか、手すりにつかまってもらいます。
そして、体を前方に丸めて、動く方の手と足を使って介助者の前方に立ち上がってもらいます。
このとき介助者がサポートする場合は、おしりを前に押し出すように介助すると良いでしょう(要介護者のおしりを持ち上げようとすると、介助者の負担になり腰を痛めやすくなります)。
立ち上がったところで、体を回転させ、バスチェアに座ってもらいます。
足は浴槽の中にいれたままです。
そして、介助者が、麻痺して動かない方の足を持ってあげて、浴槽からその片足を出してあげます。
最後に、要介護者が自分で動く方の足を出します。
入浴の介助は力を使う大変な仕事と思われがちですが、以上のコツを押さえれば、意外に体力を使わずに行うことができます。
できるだけ、高齢者に自分の力を使ってもらえるように促すことがポイントです。