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インスタグラムが “いいね” の数を非公開に

SNSで使われる、いいねの仕組み.

これまで,コンテンツではなく,いいねの数に注目してしまうという批判はあったように思います.

同様の批判は,大手のSNSにも従来からある話ですね.

この問題について,インスタグラムに関する,こんな報道がありました.

techcrunchの記事

▽Instagramが「いいね!」数公開を中止を検討、群衆心理の抑制を狙う

2019年4月20日 by Josh Constine

インスタグラムが,いいねの数の一般公開をやめる検討をしているようです.

検討中の仕組みでは,いいねの数を知れるのは,投稿者本人と,投稿を共有したユーザーになるようです.

目的は,最近問題になっている群衆心理的なユーザー行動を抑制することだそうです.

その問題行動は,つぎのようなものだと説明されています.

多くのInstagramユーザーは期待したほど「いいね!」が集まらなかった投稿を削除したり、本来のアカウントに投稿するのがはばかられるようないかがわしいコンテンツをFinstagram(フィンスタ)などと呼ばれる別アカウントに投稿したりする。

「いいね!」数が一般公開されなくなれば、こうした無益な競争や気遣いが減少し、投稿のコンテンツにもっと集中するはずだ。

 

また,つぎのようにも説明されています.

ユーザーが「いいね!」数に夢中になり過ぎるとナルシシズム、嫉妬、自尊心の喪失などを招く危険性がある。

 

ここから,色々と考えさせられますね.

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損害賠償に備えるボランティア保険のススメ

ボランティア保険について調べていて,知ったことを紹介します.

それは,ボランティア活動の法的責任に関する話です.

かなり前のことになりますが,ボランティアに法的責任が問われた事例として,話題になったのが,この事件です.

【子ども会事件】
子ども会のハイキングに参加した小学校3年生の児童が,昼食後の川遊び中に川に転落して水死しました.
この事件では,ボランティア指導者のうちの1人が過失致死罪に問われました.一審では有罪になったものの(津簡裁昭和54年12月6日),二審では無罪が確定しました(名古屋高裁昭和59年2月28日).
民事裁判では,子供の過失が8割認められたものの,ボランティアの引率役員3名に対して、526万円余の損害賠償が命じられました(津地裁昭和58年4月21日).

この事件が報道されたとき,ボランティアに

「刑事責任」が問われうるということで,

「ボランティア活動が消極的になるのでは?」という心配の声があったようですが,

これまで,ボランティア活動をしてきた先人たちが,責任意識の向上や指導者等の研修を行うなどの努力を積み重ねてきたとのことです.

さらに,

ボランティア保険

の発達にも努力が重ねられてきたようです.

ボランティア保険は,たとえばYahoo!保険に見つけることができました.

保険料は,250円~1,400円ということで,そんなに高くはありません.

ボランティア活動中のケガや、他人に損害を与えたことにより損害賠償問題が生じた場合に、かかる費用を補償する損害保険がボランティア保険です(Yahoo!より)

おそらく、医療保険個人賠償責任保険の両方に加入している人は不要と思いますが,

もしも何かトラブルが発生する可能性があるようなボランティア活動をする前には,加入を検討するのが良いかもしれません.

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投資の電話…個人情報は知らない間に漏れている

ある日のことです.

 

知らない番号から,いきなり電話がかかってきました.

 

不審に思いながらも電話に出ると

○○さんでしょうか

「賃貸収入が得られるのですが,マンション投資に興味ありますか

と言われたんですよね.

 

前にも似たようなことはあったのですが,久しぶりでした.

とりあえず,名前がバレているのが気持ち悪かったので,

「どうして名前が分かったんですか?」

と質問すると,

 

「名簿に載っているんです」

と返事がありました.

「どこから入手した名簿ですか?」と聞くと,

「購入した名簿なんです」

○○○○○○サービスから買ったものです」

と言われました。

その名簿のことが気になったので,「名前の他にはどんな情報が載っているんですか?」と聞くと,

「名前,電話番号,住所の3点です」

と答えがありました.

調べたら,その会社は実在するみたいで,いろいろな名簿を売っているみたいです.

なんだか気味が悪いですよね.

みなさんも,個人情報の取り扱いには,くれぐれもお気をつけください.

家族の情報も,危ないんじゃないか?と心配になりました.

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TikTokにおじさんが流入してたという話らしい

世界にはユニコーンと呼ばれる巨大な未上場企業がいくつもあります.

その中で,昨年,若者の間で大人気の TikTokを提供するバイトダンスが,企業価値でウーバーを超えたと話題でしたね.

わたしはTikTokをやってないのでピンときませんが,そんなTikTokは,テレビCMをやりはじめてから,おじさん,おばさんが増えはじめたと言われています.

最近も,そんなようなニュースが見られますね.

▷TikTok、40代男性のユーザー増で10代の割合減少…“フェイスブック化”する可能性も?(リンク切れ)

しかし,実は,TikTokを運営するバイトダンスは中高年の流入を歓迎する姿勢のようです.

▷おじさんおばさんの「TikTok」流入に若者は懸念も 運営側は歓迎の姿勢(リンク切れ)

若者と中高年で,レコメンドするコンテンツを分けたりして,うまく棲み分けを図る…というようなことらしいです.

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会社の上司の不正を見つけたときの対応策

会社の上司が不正をしているのを見かけてしまう…

まぁ,たまにありますよね.

これについては,部下として注意すべきか,悩むところです.

注意することで,こっちの身に何か降りかかる可能性がありますから.

 

もちろん,関わりたくないという気持ちもあります.

しかし,放っておくのも,なんか違う.

 

いちおう,そんなときの制度として,公益通報者保護法による通報制度はあります…

【リンク先】 消費者庁ホーム > 政策 > 政策一覧(消費者庁のしごと) > 消費者制度 > 公益通報者保護制度

 

この制度を使う場合,会社は労働者を解雇することや左遷することは出来ません.

ただし,職場では,通報の犯人探しが行われ,たぶん自分が通報したことがバレて,居づらくづらくなる可能性はあるでしょう.

覚悟や信念をもって通報するか,見て見ぬふりをするか…

難しいですね.

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アニメ「ラブライブ!」の公式サイトが乗っ取られる

少し前の事件ですが,振り返ってみます.

こんなニュースです.

“ラブライブの公式サイトが乗っ取られる”

人為的ミスによるものらしく,その結果,ドメインと,犯罪者が用意したサーバとが紐付いてしまったようです.

公式サイトは,一時,こんな画面になってたみたいです.

アニメ「ラブライブ!」の公式サイトが乗っ取られる
アニメ「ラブライブ!」の公式サイトが乗っ取られる

 

その後、もちろんサイトは復旧したみたいです.

原因はドメイン管理の不手際にあったようですが,みなさんの会社のドメイン管理は,大丈夫でしょうか.

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引越しの値切りの限界は基本料金の40%オフ

就職,結婚,出産,家の購入,子どもの進学…

そんな節目とともに行うのが,引っ越しですね✨

それなりの値段になるので,なんとか金額を抑えたいと思うのが人間の性というもの.

ネットで,ちょっと検索すると『引っ越しは必ず値切り交渉しよう』と書いています.

トライしたことのある方はご存知でしょうが…

それは真実です!

これまで,わたしも何度か引っ越しを経験してきましたが,いつも値切りにチャレンジしてます.

もちろん,こちらが強気に出られる閑散期(かんさんき)というのが前提にありますが,

アート引越センターやサカイ引越センターなどの大手でも,

粘り強く値下げを要望すると,はじめの見積もりの30%くらいの値下げ金額が出てきます.

ここでいう30%というのは,

基本料金 + 実費 + オプション = 引越し料金

というように計算される料金のうち,基本料金にかかる部分です.

そして,これは見積もりに来た,ある大手引越し会社の担当者から実際に聞いた話ですが…

引越し料金で値下げができる限界というのがあるらしく,

それは基本料金の40%引きという話でした.

人件費などの関係で,どんなに暇な時期でも,これ以上の値引きの要求は応じないそうです.

値引き合戦で消耗戦になるから…というような話もありましたね.

ただし,その引越し会社に親族がいるとか特殊なケースでは大きく値引きしてもらえる場合があるそうです(その場合の値引き額は聞けませんでしたが).

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がん保険は儲かる(将来ペイする)という予測

突然ですが、こんな話を紹介します.

診断されない「潜在がん」

それは、ガンと診断されないまま死んでいる人の割合です.

全てのがんについてのデータは無いのですが,男性の前立腺がんについては,こんな話があります.

前立腺癌を複雑にしているもうひとつの要素に潜在癌があります。 潜在癌とは生前、癌と診断されず、死後剖検によって初めてその存在が確認される癌を指します。 70歳以上の日本人剖検例では40%以上に潜在癌が認められ…(参照先

 

70歳以上で,がんと診断されなかった人のうち,死後の解剖で40%にがんが見つかる…

衝撃ですよね.

80歳になると,この割合が50%近くになるとも報告されています.

もし,潜在がんを抱えたまま死んでいた人たちが,生前に「前立腺がん」と診断されていたら??

間違いなく,前立腺がんの罹患率は,統計上,今よりもかなり高くなっていたでしょう.

そして,これは重要なことですが,潜在がんを持っていた人たちが,もしも,がん保険に加入していて,がんの診断を受けていたら,診断給付金をもらえていたであろうということは考えられますね.

今後,普及が見込まれている,多種類のがんスクリーニング検査技術が実用化されると,このような,隠れているがんが沢山あぶりだされ,がんと診断される人が急増する可能性があります.

少なくとも「前立腺がん」については,可能性はかなり高いと思われます.

ここからは私の想像でしかありませんが,いま,生きているうちに「がん」と診断される人は,男女の区別なくいえば約2人に1人ですね.

将来には,検査技術の発展と,寿命の延伸との相乗効果によって,これが,3人に2人とか,4人に3人とか,そういうレベルになるんじゃないだろうかと考えています.

これは,現在のがん保険のコストパフォーマンス(期待値)が,将来,上昇することにつながると思うのです.

将来,私たちが70歳とか80歳になった時に,全身をくまなくチェックすれば,早期がんの一つや二つ,簡単に見つかるようになると思うんですよね.

それも,繰り返し.

そうなると,現在のがん保険って,診断されるたびに100万円とか200万円という診断給付金が支払われるわけですから(2年の間隔が必要ですが),老後になったときに十分にペイする可能性があるだろうという期待がもてるんですね.

あくまでも楽観的な妄想です.

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ビジネス 医療

早期がんの発見技術が、ガン検診・ガン診断・ガン保険にもたらす変化

年々、医学は進歩しています。

すごい検査技術の実用化が期待されています。

具体的には、マイクロRNA(miRNA)測定技術を用いた血液からの13がん種のスクリーニング検査や、線虫による尿からの10がん種のスクリーニング検査などがあります。

これらのような早期がんの発見技術は、ガン検診及びガン診断や、ガン保険に変化をもたらすかもしれません。

ガン検診やガン診断への影響

いま、がん検診の受診率は、高いもの(肺がん)でも5割くらいです。

健康意識の高まりからか、年々、少しずつ上昇しています。

早期がんの発見技術は、健康診断や人間ドック(自由診療)の分野で導入されますが、これは、がん検診の受診率の上昇につながると思われます.

人間心理として、

簡単に、しかも早期がんでも発見できるなら、検査を受けておこう

と考える人は多いはずだからです。

がんの診断数が増える?

過去、日本において、前立腺がんの検診(PSA健診)が普及してきました。

一方で、統計上、前立腺がんの罹患率も上昇しました。

前立腺がんと診断された人が増えたということですね。

PSA健診が普及したことは、日本で前立腺がんの罹患率が上昇した原因のひとつと考えられています。

上記の検査技術は、この現象を、おそらく、ほかのがんでも引き起こします。

それがどの程度になるのかは、まったく予想はつきません。

ちなみに ー 過剰診断の増加?

これは「がん検診のデメリット」としてよく語られている話なのですが、

がん検診で発見されるがんの中には、その後、進行がんにならないものや、そのままの状況に留まったりして、命に影響しないがんもあります。

しかし、見つけた時点では、普通のがんと区別できないので、基本的には治療することになってしまいます。

このように、治療がいらなかったはずのがんが発見され、治療されることは「過剰診断・過剰治療」などと呼ばれています。

上記の、miRNAや線虫を用いた新しい検査方法の実用化は、がん検診の受診率の上昇をもたらすと予想されますが、それは,過剰診断・過剰治療の増加を招く可能性もあります。

 

がん保険への影響

さて、上の話は、検査技術の発展などにより、今後、がんの罹患率は増えるだろうということですが、がん保険には、どんな影響を与え得るでしょうか?

想像ではありますが、書いてみます。

⒈診断給付金の支払いの増加により保険料や保障内容が見直される

現在のがん保険は,がんと確定診断(病理検査による)されると,診断された時点で,100万円とか200万円という診断給付金(用途は自由)がとりあえず支給されます.

がんの罹患率が増えるとすれば,保険加入者のうち,保険会社が診断給付金を支払う人の割合は,これまでよりも増加します.

これは,保険料と保障内容の見直しにつながるでしょう.

保険料を上げるか,診断給付金の減額を含む保障内容の見直しをするか,あるいはその両方になるでしょう.

この見直しにより,今後のがん保険は,現在のがん保険よりも金銭的なコストパフォーマンスが下がるかもしれないと疑われます.

ただ,見直しにあたっては,早期がんの段階での発見の増加によって治療などにかかる合計費用は今よりも下がるだろうという予測もできるため,軽々に「今後のがん保険は,現在のがん保険よりもコストパフォーマンスが劇的に悪くなる」とは言えないだろうとは思います.

⒉がん保険への加入希望者にスクリーニング検査が義務づけられるかも?

現在,生命保険や医療保険に加入するときに,健康診断書を提出する喫煙の有無を唾液で調べるなどの事前チェックが普通に行われています.

他方,がんはリスク要因が明確ではないという理由から,現在のがん保険では,加入にあたって,そういう手続きは基本的には要求されていません(間違ってたらすみません).

しかし,簡単に多種類のがんがスクリーニングできる検査が実用化されたら,その検査に合格した人だけががん保険に加入できるようになる可能性があります.

なぜかというと,これはモラルの問題になりますが,新しいスクリーニング技術で「精査が必要」という結果が出た人が,短期間の間に,(場合によっては多くの)がん保険に積極的に加入し,90日間の免責期間の後に,がんの診断を受け,結果的に給付金で大きく得する現象が起きるのを防ぐ必要があると思われるからです(いわゆる「逆選択」の抑制).

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共働きの夫婦は、住宅ローンはペアローンかつ頭金を入れないのが正解

ご存知の方も多いと思いますが,いま,住宅ローン控除という制度があります.

ざっくり言うと,ローン残高の0.7%分が,13年間,税額控除され続ける制度です.

ポイントは,生命保険料などのように所得控除(しょとくこうじょ)になるのではなく,住宅ローンは税額控除(ぜいがくこうじょ)であるということです.

年間で40万円(50万円の場合もある)を上限に,税金(所得税+住民税)が減額されます.

しかし,この制度だと,残高の0.7%が,払う税金より多い場合は,住宅ローン控除を活用しきれないという事態が発生します.

一人で住宅ローンを組むと,そういう事態が発生してしまいます.

そこで,夫婦共働きの場合,夫婦で住宅ローンを組むのがよいでしょう.

いわゆるペアローンです.

たとえば,3000万円の家のローンを,1500万円ずつにするような感じです.

これにより,住宅ローン控除を,13年間,夫婦でフルに活用できるようになります.

つまり,13年間は,世帯で払う税金をめいっぱい少なくできるわけです.

また,貯金を,ペアローンの頭金として使わないこともポイントです.

なぜかというと,いま,変動金利の場合,住宅ローンの金利がものすごく低いので,

『貯金は,貯金のまま置いておくよりも運用したほうが良い』

という時代だからです.

住宅ローンの利子を上回る運用をすれば,トータルでプラスになるわけです.

ちなみに不動産屋さんから聞いた話では,いまは,貯金を出せば家を買える人たちも,自分のお金を使わず,わざわざ住宅ローンを組んで家を買う時代だそうです.

それだけ,日本では,住宅ローンの年利の低さと,住宅ローン控除の活用が,魅力的なようです.

なお,昨今は,日本でも政策金利の上昇が予想されていますが,これについては,不明なことも多く,本当に上がったときに,運用の利率と比較して,繰上げ返済を検討すればよいと思われます.