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散録

トロッコ問題.5人を助けるために1人を犠牲にできるか?

ある思考実験を紹介します。

いわゆる「トロッコ問題」です。

設定

電車が暴走し、止められません。

このままでは、列車は、線路の先にいる5人に激突します。

しかし、あなたはレバーを操作して、電車の進路を切り替えることができます。

何もしなければ5人が死亡し、レバーを切り替えると1人が死亡するという状況です。

あなたなら、どうしますか?

この問題には、もちろん、正解はありません。

・より多くの人数を助けられるから、レバーを操作する

・助かるはずの1人を犠牲にしてはいけないから、レバーを操作しない

どちらの答えもありえます。

現実に起こりそうもない極限状態を仮定した問題ではありますが、自分の価値観を考えられる、面白い問題ではないでしょうか。

仕事やプライベートでも、ひょっとしたら、このような正解のない究極の問いに直面する日がくるかもしれません。

どちらを選んでも本当の正解じゃない、でも、どちらかを必ず選ばなくてはいけない…

そんな時が、いつか来るかもしれないですね。

ちなみに、こんな解もあるようです.

https://www.google.com/amp/s/nlab.itmedia.co.jp/nl/amp/1904/15/news114.html

その方法とは、2本の線路に分岐するポイントレールを「中立」にするというもの。

面白いですね✨

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遠隔医療

症状が改善しない場合に診療費や治療費の支払いを拒否できる?

みなさんが病院で治療を受けたとき、期待したように症状が改善しなかったことはないでしょうか?

「治療費、払いたくないなぁ」なんていうふうに思ったことがある方は、いらっしゃるかもしれません。

今回は、この件について解説したいと思います。

医療契約は準委任契約

民法は、さまざまな契約を、売買、賃貸借など13種類に分類しています。

医療契約が、どの契約にあてはまるのかが問題となるのですが…

一般的に、医療契約は、

・一定の結果の達成(疾患の治癒や救命)を目的とするものではない

・医療行為の提供自体を目的とする契約である

という理由で、「準委任契約」と解釈されています。

この医療契約は,病院(あるいは医師)と、患者との問で結ばれ、治療は、この契約に基づいて実施されることになります。

ここで、民法は、準委任契約には、委任契約に関する規定を準用するとしています。

(準委任)
第六百五十六条 この節の規定は、法律行為でない事務の委託について準用する。

このため、医療機関は患者さんのために最善の治療を行えば、診療費用を請求できることになっています。

裏を返せば、診療費用支払うことは患者の法的な義務であり、患者は支払いを拒否することができません。

※ただし、これは原則論であり、例外はありますのでご注意

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散録

スマホ表示をデスクトップ表示(PC表示)に変えるブックマークレットのプログラム

みなさんがスマホでウェブサイトを見たとき、「このサイト、デスクトップ表示にしたいなぁ」と思ったことが、一度や二度はあるかと思いまます。

デスクトップ表示(PC表示)のほうが、見やすい場合はありますからね。

それに操作も、スマホ表示は窮屈で不便ですし。

そんなときに役立つのが、このプログラムです。

javaScriptにより、表示させる画面の幅を、変えることができます。

javascript: document.querySelector(“meta[name=’viewport’]”).setAttribute(“content”,”width=”+parseInt(prompt())+”px”);

 

これを、スマホのブラウザの、ブックマークのURLに登録します。

いわゆるブックマークレットと呼ばれるもので、このプログラムでは、画面幅を指定して、サイトを表示させることができます。

使い方は簡単です。

ウェブサイトを訪問したときに、上記のブックマークレットを展開します。

すると、数字を入力するポプアップ表示がなされますので、たとえば「1200」などと数字を入力します。

そうすると、いとも簡単に、画面幅が変更されます。

おためしください。

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ビジネス

AI時代の働き方と給料は、どう変わる?

さて、AI(人工知能)は、これからどんどん発達しています。

会社では、AIが管理職になって多数の労働者を管理するだろう、と予言されています。

近い将来……

(AIロボ)「よく頑張りましたね。」

(人間)「部長の的確な指示のおかげですよ!」

 

なんていうふうに、上司のロボットと会話する日がくるかもしれません。

 

それに、もしかしたら……

ある日、突然、こんな上司がくるかもしれません。

……絶対に逆らえませんね。

 

また、AI時代には、AIが労働者の報酬を決めると言われています。

そのときの問題は、報酬の決め方が分かりやすいかどうか(透明性)です。

しかし、AIの考えることは人間には分からないので、

ブラックボックス化する

と言われています。

なので…

「今度の給料、いくらになるんだろう?」

なんていう悩みを抱える人が増えるんじゃないでしょうか。

まぁ、想像に過ぎないのですけれど。

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仮想通貨

仮想通貨の自動取引botのメリットとは?

ビットコインの取引は、24時間、休み無しです。

本気で取り組もうとすると、スマホやパソコンで、頻繁に値動きを追う必要があります。

専業トレーダーならそれで良いのですが、わたしたちのような一般人は、本業があるので、どうしても、プライベートな時間が仮想通貨の取引に侵食されていきます。

また、「常に値動きが気になる」という状態は、精神衛生上も、好ましくないでしょう。

そんな人のため、世の中には、タイミングを見計らって自動で売買のエントリーをしてくれるシステムがあるようです。

「自動取引bot」と呼ばれているそうです。

良い自動取引システムであれば、一定のリターンが見込めるようです。

なお、システムは自作できれば、取引条件を自分でカスタマイズできるそうです。

Rubyなどのプログラミング言語を使って行うようです。

興味のある方は、ぜひ調べてみてください。

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サイト制作

「.to」はトンガ王国の国別ドメインであるという話。

雑学的な知識をお届けします。みなさんの知的好奇心を刺激できれば幸いです。

みなさんが見ているサイトで、URLの末尾が、「https://~~~.to」という文字列をみたことがあるでしょうか。

この文字列のうち、「~~~.to」の部分はドメインと呼ばれます。

ドメインは、接続先のサーバーを指定するものです。

.toってなに?

ドメインで、みなさんお馴染みのものに「.jp」があります。

「.jp」は日本に割り当てられた国別ドメインです。

では「.to」は? というと、「.to」は、トンガ王国の国別ドメインです。

「.to」を使ったサイトは、トンガ王国のドメインを使っていることになります。

ちなみに、ドメインの取得・維持には手数料がかかります。

この手数料は、トンガ王国に収入をもたらします(トンガ王国は、ドメイン収入で稼いでいるという噂がありますが、定かではありません)。

そのトンガ王国の場所はこちらです。

※GoogleMapより

なお、グーグルで調べたところ、toドメインは、Gonbei Domain(ゴンベエドメイン)で取得でき、登録料金・更新料金はともに年間で10,800円のようです。

「.to」ドメインに興味をもった方は、たとえば、「自分の名前」+「.to」なんていうドメインを取得してみても面白いかもしれませんね。

.toを利用すれば、オリジナルのメールアドレスをつくることもできます。

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ビジネス

解決志向と承認志向

人は、物事の考え方によって、大きく2タイプに分けられます。

それは、解決志向のタイプと、承認志向のタイプです。

解決志向の人は、「どうしたら問題が解決できるか?」というように、解決方法に興味を持ちます。

一方、承認志向の人は、「どうすれば褒められたり、評価されたりするか?」というように、承認方法に興味を持ちます。

コミュニケーションの方法でいうと、解決志向の人が、率直なコミュニケーションを好み、無駄話を嫌う傾向があります。

これに対して、承認志向の人は、気持ちが伝わることを重視し、言葉の内容はあまり重視しません。

たとえば、分かりやすいのが、インスタ映えに没頭する女子たちです。

彼女たちは、インスタ上に、カラフルで、おしゃれな写真を投稿することに夢中です。

そして、「いいね」を通じて、承認欲求を満たしているのです。

(なぜ、ツイッターやインスタグラムがここまで普及したかといえば、それは、利用者ひとりひとりが、日々、ツイートし、写真をアップする、その積み重ねなのです)

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Column

人生100年時代の学び直しの必要性

ビジネス本『LIFE SHIFT-100年時代の人生戦略』を読んだうえでの感想です。

ちなみに、本書は、あらゆる人に必読の書かもしれません。

100年生きる時代になった

本書によると、2007年に日本に生まれた子供の50%は107歳まで生きます。

我々も、ほぼ、100年ライフを過ごすことになるでしょう。

昨今は、医療の進歩により、健康寿命が飛躍的に延長されているので、その可能性は大きいと思います。

人生100年になったとき、はたして、時間をどのように使えばよいのでしょうか。

生き方のアップデート

100年ライフの時代には、新しい人生の設計を真剣に考えなければなりません。

「ライフシフト」です。

従来のモデルでは、教育、仕事、余生と大きく3つのステージがありましたが、100年ライフではそうはいきません。

80歳からその先の20年ほどを生きる時代がくるのです。

そこでは、人生の新しいステージが現れ、ともすれば、予測し得ないような人生の節目や転機が訪れるでしょう。

選択肢は増え、従来の3つのステージは、もはや当てはまりせん。

年齢に対する先入観は消え、たとえば、大学生は20代前半という固定観念が消失します。

従来のモデルの通りに生きることが、時代遅れに映るようになるかもしれません。

膨大な時間を与えられる100年ライフでは、自分のロードマップを、自分自身で描く必要が出てきます。

その中でも、とくに重要だと思われるのは、学び直しでしょう。

人生で最も長い時間を費やすのは仕事です。

100年ライフになれば、老後の資金をまかなうために、働く期間は必然的に増えます。

ただし、安定した雇用は期待できせん。

雇用環境は、いつの時代も、我々の期待を裏切るように、大きく変化します。

過去の数十年を過去を振り返ってみても、産業構造の変化は著しく、例をあげれば枚挙にいとまがないでしょう。

きっと今後もそれは同じです。

100年ライフの時代には、大きな変化の連続を避けられません。

時間とともに、身につけた知識やスキルは、どんどん劣化していきます。

それを打開し、長い人生をエンジョイするためには、「新たな学び」が重要です。

いま、日本では25歳以上の大学入学者の割合が2%と低いようです。社会人のいわゆる「学び直し」の割合は、けっして高くありません。

ところが、潜在的なニーズはあるようです。内閣府の調査で、大学で学び直したいと考えている人は8割近いというデータがあります。

他方、社会人になると、新たな知識や経験を身につける機会は、会社内に限定される場合がほとんどです。さらに、付き合う相手が固定化されることで、多様な経験を積むことが、阻害されてしまっている場合も多いでしょう。

いまの社会は、何か新しいこと学びたいという人に対して、きちんとした環境が整備されているとは言えません。

しかし、上述したように、人生の期間が延長された未来では、自分自身で、新しい物事にチャレンジすることが必要になるし、加えて、自分とはスキルや思考が大きく異なる人物と、積極的に接していく機会をもつことが有益になるはずです。

環境のせいにせず、自ら学ぶ姿勢が問われる、そんな時代に突入したのではないでしょうか。

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散録

アニメの聖地巡礼と御朱印帳(ごしゅいんちょう)

さまざまなアニメが放送されています。

アニメのなかの名シーンなどで取りあげられた場所は「聖地」と称されることがあります。

聖地を巡ることは「聖地巡礼」と呼ばれ、なかでも、もっとも聖なる場所が、「神社」です。

さて、ネットで「神社」「聖地」で調べてみると、たくさん出てきます。

これは、アニメ文化の日本ならではでしょう。

ざっと検索してみたところ、つぎのようなアニメから、たくさん見つかりました。

・耳をすませば→金比羅宮

・新世紀エヴァンゲリオン→箱根神社

・ひぐらしのなく頃に→白川八幡神社

・けいおん→今宮神社

・あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない→秩父札所17番定林寺

・化物語→井草八幡宮

・Steins;Gate→秋葉神社

・君の名は。→須賀神社

とても興味深いですね。

御朱印

ちなみに、神社では、スタンプ(御朱印)をもらえます。

御朱印を集められるものは、御朱印帳と言われます。

アニメツーリズム協会公式では、こんな御朱印帳を売り出しているようです。

「アニメツーリズム協会公式 アニメ聖地88ご朱印帳」

ネットで販売されているようです(参考リンク)。

興味のある方はぜひ。

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仮想通貨

仮想通貨GJYとは?

仮想通貨GJYの正式名称は、「GMO Japanese YEN」です。

GJYは、「GMO Japanese YEN」のティッカーシンボルということです。

この「GMO Japanese YEN」は、GMOインターネット株式会社による、日本円と連動したステーブルコイン(円ペッグ通貨)です。

高い信用力があり、かつ、仮想通貨ならではの送金手数料の安さと送金の速さを兼ね備えた理想的な通貨だそうです。

詳細はこちらの公式サイトのアナウンスをご覧ください。

https://www.gmo.jp/news/article/6177/