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移動平均線を使って売買「グランビルの法則」

仮想通貨の値動きを考えるときに、参考になるのが「移動平均線」です。

この移動平均線を使った売買手法に、グランビルの法則というものがあります。

グランビルの法則

この手法は、移動平均線と、現在の価格との位置関係を目安にして取引をします。

法則は全部で、8法則あります。

図にすると、こんなイメージです。

点線が移動平均線を表しています。

このようなパターンの値動きを、売買サインとして捉えます。

上段が買い、下段が売りです。

有名なので、知っておくと、取引しなくても、チャートを見るのが楽しくなるかもしれません。

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移動平均線のパラメータの組み合わせ例を紹介

トレードをするときの参考にする王道のテクニカル指標が、移動平均線です。

今回は、その移動平均線のパラメータの設定について勉強したので紹介します。

移動平均線のパラメータ

移動平均線のパラメータとは、設定する期間のことです。

みなさんが登録している取引所で見られるチャートでは、その期間を、自分で設定できるようになっていると思います。

このパラメータで、最も使われているのが、短期「5」、中期「25」、中長期「75」の組み合わせです。

※取引所によって、デフォルトの設定期間は多少、異なるとは思います

この「5」「25」「75」の組み合わせは、移動平均線を使った売買手法「グランビルの法則」を生み出したグランビル氏が提唱した値です。多くの愛用者がいると言われています。

そのほかの期間としては、「10」「13」「20」「21」「26」「40」「50」「52」「100」「150」などが用いられるようです。

トレードする時間軸(1分、5分、15分、30分、60分、4時間など)や、取引する仮想通貨にあわせて、最適なパラメータを見つけるのが良いそうです。

週足や月足では?

ちなみに、週足だと、「13」「26」「52」の組み合わせがよく用いられるようです。

また、月足では、「12」「24」「60」の組み合わせが一般的のようです。

フィボナッチ数列も

なお、フィボナッチ数列を利用して「3」「5」「8」「13」「21」「34」「55」「89」「144」「233」「377」などの数字を用いる人もいるようです。

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押し目買いを繰り返して儲ける

仮想通貨のトレードをしていると、チャートが、高値と安値を、切り上げていくことがあります。

このような感じですね。

 これは、いわゆる「上昇トレンド」です。

このとき、安値で買って高値で売るのを繰り返すのが理想です。

しかし、リアルタイムで、「ここが安値だっ!!!」というように、ピンポイントで安値を発見するのは、不可能です。

そこで、トレンドラインを参考に、買うポイントを決めます。

押し目買い

すなわち、トレンドラインで反発するのを期待する方法です。

なお、もしもトレンドラインを割り込んで下落したときは、原則、損切りをすることになります。

仮想通貨はトレンドラインで反発することが多いので、けっこう使える方法だと思います。

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頭と尻尾はくれてやれ‐投資の格言

相場の格言をひとつ紹介します。

「頭と尻尾はくれてやれ」という格言です。

「頭」とは、上昇しはじめの部分、「尻尾」とは上昇の終わりかけの部分を意味します。

イメージはこんな感じです。

上昇局面では、どうしても、欲が出てしまい、動く値幅の全部を取りたいという欲求に駆られます。

しかし、常にそれを達成するのは難しいです。

トレードを繰り返しているうちに、いつかは大きな損失を出してしまうでしょう。

そこで、「頭」と「尻尾」は、安全に利益を上げるためのコストとして割り切ろうという考え方です。

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投資の格言「上り百日、下げ十日」は仮想通貨にあてはまる

投資の世界には、「上り百日、下げ十日」という格言があるそうです。

上昇局面はじりじりと上げる一方で、下げるときは一気に下げることを意味した言葉です。

上昇局面では、利益確定の売りをこなしながら、ジリジリと少しずつ上がるのに対して、下落局面は、狼狽した投資家の売りが集中するからです。

特に、天井付近で、悪材料が出ると、売りが売りを呼ぶ最悪の状態になります。

仮想通貨ではよくある話ですね。

天井を見極めるのは難しいですが、下落し始めたら、すぐに撤退するのが賢明でしょう。

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成行注文・指値注文・逆指値注文の解説

仮想通貨の注文方法について、もっとも基本的な3つの注文方法を紹介します。

・成行注文(なりゆきちゅうもん)

・指値注文(さしねちゅうもん)

・逆指値注文(ぎゃくさしねちゅうもん)

成行注文

成行注文は、好きなタイミングで決済する注文方法です。

簡単な注文方法ですが、注意すべきことは、注文価格と約定価格との間に差が生じやすいことです。

この差は、「スリップページ」と呼ばれています。

相場の急変時にスリッページは広がりやすくなります(損する)。

指値注文・逆指値注文

つぎに、指値注文と逆指値注文です。

イメージは、つぎのとおりです。

指値注文は、先に、約定価格を決めておく注文方法です。

原則、指定された値段で約定されます。

他方、逆指値注文も、指値注文と同じように、先に約定価格を予約しておく注文方法です。

ただし、逆指値注文は成行注文として執行されます。

これは、スリッページが発生しやすいということを意味します。

そのため、逆指値注文は、

気がついたら予定よりも大きな損失(あるいは含み損)が発生……

なんてことがあり得るわけです。

逆指値注文をするときは、この点に注意しましょう。

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ビットコイン先物の価格を見る方法

ビットコインは、先物取引がされています。

先物の価格は、現物の価格に影響を与えますので、トレードの際に、その重要性は無視できません。

現在、取り扱われているビットコイン先物の価格は、取引所の公式サイトから見ることができます。

CME

Chicago Mercantile Exchange(シカゴ・マーカンタイル取引所)

https://www.cmegroup.com/ja/trading/equity-index/us-index/bitcoin_quotes_globex.html

CBOE

Chicago Board Options Exchange(シカゴオプション取引所)

http://cfe.cboe.com/cfe-products/xbt-cboe-bitcoin-futures

以上の2箇所となります。

なお、先物が割高なら現物が買われて先物が売られ、反対に、先物が割安なら先物が買われて現物が売られます。

これは裁定取引(アービトラージ)と呼ばれる取引です。

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「トレンドはフレンド」という格言

ここでは、「トレンドはフレンド」という格言を紹介します。

トレンドはフレンドの意味

「トレンドはフレンド」とは、トレンドに沿ったトレーディングを心がけることで、利益が得られやすいという意味です。

トレンドとは一言でいえば、みんなが見ている方向で、勢いのある方向をいいます。

トレンドを捉えるときは、「メジャートレンド」と呼ばれる、大きなトレンドを把握することから始めます。

そこでは、日足、週足、月足のチャートを使います。

そして、トレンドをはっきりさせるため、トレンドラインを引きます。

トレンドラインの信頼性

トレンドラインの信頼性は、つぎの観点で評価します。

・長ければ長いほど信頼できる

・相場とクロスすることなく接する回数が多いほど信頼できる

・勾配は小さい方が信頼できる(勾配が大きいトレンドラインはブレイクされやすい)

ビットコインで言えば、メジャートレンドのトレンドラインは、こんな感じでしょう(長期の下落トレンド)。

エントリーするとき

メジャートレンドが把握できたら、4時間、1時間、15分、5分など、それよりも短い時間軸で、同じ方向のトレンドが発生していることを確認します。

相場はトレンドラインから離れたあと、トレンドラインに戻ってくる傾向があるので、トレンドラインにタッチしたときにエントリーします。

これは、エントリーの位置がトレンドラインに近いほど、トレンドラインがブレイクされて逆方向にいってしまったときの損失(コスト)を低くすることができるからです。

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コンティニュエーションパターンの解説

トレンドが鈍化した後のトレンドレス(横ばい)の状態から、上と下のどちらに動くのかを判断するのに参考になるのが「チャートパターン」です。

チャートパターンには、反転を示唆する「リバーサルパターン」と、継続や調整を示唆する「コンティニュエーションパターン」の二通りがあります。

ここでは、コンティニュエーションパターンを紹介します。

コンティニュエーションパターン

よく登場するのは、トライアングルのパターンです。

「三角保合い(さんかくもちあい)」と呼ばれます。

トライアングルは、3つのタイプに分かれます。

1.上値ラインが右肩下がりで、下値ラインが右肩上がり

このパターンでは、トレンドが再開します。

2.上値ラインが水平で、下値ラインが右肩上がり

このパターンは、買値が切り上がっているということなので、それまでのトレンドの方向性に関わらず、「強気」と判断されます。

なお、下降トレンドの中でこのパターンが見られたときは、底打ちを示唆するシグナルと捉えられることがあります。

3.上値ラインが右肩下がりで、下値ラインが水平

このパターンは、売値が切り下がっているということなので、それまでのトレンドの方向性に関わらず、「弱気」と判断されます。

なお、上昇トレンドの中でこのパターンが見られたときは、天井形成を示唆するシグナルと捉えられることがあります。

4.平行四辺形

上で紹介した三角形のほかに、平行四辺形のパターンも見られることがあります。

ひとつ紹介すると、たとえば、上昇トレンドの中で、このようなパターンが見られます。

これは右肩下がりの平行四辺形で、「フラッグ」と呼ばれるパターンです。

基本的には、価格が急上昇したあとに見られ、その後、高い確率でトレンドが継続(再上昇)します。

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ビットコイン先物と裁定取引(アービトラージ)の解説

ビットコイン先物と裁定取引(アービトラージ)について解説します。

ビットコイン先物

ビットコイン先物とは、期日に、ビットコインを、いま取引している先物価格で、買う(あるいは売る)ことを約束する取引です。

先物市場は、現物市場とは、別の市場で取引されています。

たとえば、ビットフライヤーであれば、

・1 週間先物

・2 週間先物

・3 か月先物

の三種類の市場があります。

売買の時点では、お金の受け渡しはありません。

証拠金を差し入れて置くだけで、取引を約束できます。

決済方法

決済の方法は、二つあります。

反対売買

ひとつは、期日前の反対売買です。

ビットコイン先物を買った人は、期日前に、市場で転売します。

ビットコイン先物を売った人は、期日前に、市場で買い戻します。

自動決済

もうひとつは、自動決済です。

満期までに反対売買による決済を行わなかった場合、満期日に決定するSQ(清算値)で自動的に決済されます。

たとえばSQ(清算値)が80万円だとすると、先物を79万円で買った人は、1万円の利益になります。

アービトラージ

上で述べたように、先物と、現物は、異なる市場で取引されています。

しかし、基本的に、先物の値動きに、現物の値動きが追随します。

その原因の一つにあるのが、裁定取引(アービトラージ)です。

この裁定取引は、先物と現物の価格が乖離したときに投資家によって行われます。

たとえば、先物が割高で、現物が割安のとき、この乖離を解消するパターンは三通りあります。

●パターン1どちらも値下がりする場合

※この場合、割高な先物の方が、大きく値下がりします。

●パターン2 どちらも値上がりする場合

※この場合、割安な現物の方が大きく値上がりします。

●パターン3 先物が値下がりし、現物が値上がりする場合

したがって、先物と現物の価格が乖離したときに、先物を売り、現物を買うという方法をとれば、必ず儲かることになります。

ちなみに…

このように、ビットコイン先物が値上がりして割高になったときに、ビットコイン現物が買われることは、「裁定買い」と表現されます。

そして、先物価格の割高が解消されたら、裁定買いされたビットコインは売られます。これは「裁定解消売り」と表現されます。

以上、ビットコイン先物とアービトラージについてでした。